【感想】彼岸島 48日後…(34)

松本光司 / ヤングマガジン
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  • myomya

    myomya

    このレビューはネタバレを含みます

    漫画喫茶で読みました。

    明が凸様凹様の頭を二体同時に切り裂き勝利、
    凸様の要望で二体同時にトドメを刺す。
    特別区へ入って、
    配給用の血のペットボトル製造所で拷問野郎に遭遇、
    拷問野郎を捕えて拷問して豹丸様の元に案内させる。
    議場で拷問野郎から豹丸の過去の話を聞き、
    おもちゃの牙を外し、
    裁判所を経由して吹き抜け?のピラミッドで豹丸と遭遇。
    戦闘開始。

    『鎌』『最大の害悪』『魔王』と3話連続で引きの構図が同じなのは、この巻。
    構図は同じだけど毎回ちゃんと描いている。
    なんなら話の開始時に前回終了時と全く場面を描いてるときでもコピーは使わない。
    効率はともかく、この辺りは素直に尊敬する。

    凹様が表紙を飾っているのだけど、流石に全裸は無理だったようでワンピースを着ている。
    ちょっと美人に思えてきてしまうから不思議。

    復活できないように微塵切りというけど、なめろうくらい潰してるやん。
    明は容赦ない。

    そういえばいまって深夜だったっけ。
    それにしては銃が普通に使えるくらいに明るい。

    なんで製造所の扉を開けたらペットボトルが飛び出てくるんだ・・・。
    ポルターガイストじゃん。
    下手すりゃ吸血鬼よりもヤバくないか?

    製造所は完全にシステム化されているらしいけど、ほとんどアナログでは。
    あの手作業で楽園の住人に行き渡るだけの血を製造するのは重労働そうだ。
    そして材料となる人間も足りなすぎない?
    貢物のときもそうだったんだけど、この世界の吸血鬼って人間を搾ったら血だけ出てくるとでも思ってるんだろうか?
    人間なんて水と脂の塊なんだから、あんな搾り方では血なんて薄くなりそうなんだけど。
    そもそも糞尿だって混じりそうなんだけど、その辺りは気にならなくなるのか?
    そんな不純物だらけの血なんて美味しくなさそうだし、そりゃ、ゆう太の友達が生の血を吸うために親のコネで子供を飼ってるワケだ。

    拷問野郎の頭も縛るのは良いけど、コイツの歯は人間の骨をも噛み砕くから、簡単に切れそうではある。
    そもそも豹丸との戦いが始まって初撃のときは拷問野郎もいたけど、その後すぐにいなくなってるやん。

    豹丸が血の楽園に秩序を構築したのは北沢徹を喰った後になるのか。
    でも、北沢徹は労働用の人間として捕えられているしインフラ用の労働もしていた。
    つまり豹丸が丸くなる前に既にインフラが存在している。
    更に言えば吸血鬼相手に交渉が出来るということは既にそれなりの秩序も存在していたことになる。
    時系列的にオカシくない?

    ---

    鮫島:
    明の仲間。
    デカい。
    豹丸を前にして、やっぱり手の震えが止まんねェ!!
    急に「争い」と「正義」について真面目なことを言い出す。

    勝次:
    明の仲間。
    スーパー小学生。
    ヒー坊に愛着が湧いてしまい拷問野郎を殺すことを躊躇う。

    ヒー坊:
    勝次の左腕の変異体。
    創造主である拷問野郎は、自分も消えてしまうので殺せないらしい。

    ユカポン:
    明の仲間。
    元アイドル。
    血のペットボトル製造所で吐く。
    ていうか、よく吐く。
    東都ドームのトイレでも吐いてたし I.R.T に向かうときも吐いてた。

    ネズミ:
    明の仲間?
    クズ。
    急に「あな恐ろしや・・・・」とか言い出す。

    北沢 希:
    北沢姉弟の姉の方。
    鮫島とちょっといい感じになる。

    北沢 聡:
    北沢姉弟の弟の方。
    眼球が消失しているため目が見えないが、鼻が利く。
    かなり離れた場所から豹丸に喰われた北沢徹の匂いを嗅ぎ取る。
    ・・・だったら楽園の外で出会ったときにも気がつきそうなものなんだけど。

    左吉:
    明の仲間で勝次の子分。
    デブ。
    拷問野郎に身体を乗っ取られて死亡。

    北沢 徹:
    北沢姉弟の兄。
    頭脳を吸収するために豹丸に喰われて死亡していた。
    労働地区の墓にあった頭蓋骨は身代わりの他人のものらしい。

    材料の人間たち:
    血のペットボトル製造所に囚われている材料用の人間。
    あまりに凄惨な現場を見ているために感情を失っている。
    でも拷問野郎は捕まえてくれる。

    凸様:
    特別区への門を守っている混血種吸血鬼。
    凹様と夫婦で合体攻撃を行う。
    明に倒される。

    凹様:
    特別区への門を守っている混血種吸血鬼。
    凸様と夫婦で合体攻撃を行う。
    明に倒される。

    拷問野郎:
    左吉を殺して身体を奪った仇。
    血のペットボトル製造所で人間を喰っていた。
    どう考えても左吉ボディのサイズでは食べた人間が入りきらない。
    頭だけで動けるし、頭だけで左吉の頭を食べていたから、頭に消化器官があるんだろうか。
    しかも食べた端から消化してしまう高性能(それでも質量保存の法則を無視しているけど)。
    明たちに気がついて逃げ出すも、材料の人間たちに捕えられてしまう。
    コイツを殺すとヒー坊が消えてしまうことを人質に横柄な態度をとるも、そこまでして生かす理由もないと殺されかけて降伏、豹丸の元への道案内をさせられる。
    豹丸に惚れているのかは分からないけど、途中から「豹丸ちゃん」と呼び始める。

    クソハンディ・ハンディ:
    拷問野郎のこと。
    鮫島呼称。

    ゲス野郎:
    拷問野郎のこと。
    鮫島呼称。

    大悪党:
    拷問野郎のこと。
    鮫島呼称。

    優しい乙女:
    拷問野郎のこと。
    自称。
    「本当の私はとってもいい子」とのこと。
    乙女と言っているけど元は小学生男子のハズ。

    お手々バカ:
    拷問野郎のこと。
    鮫島呼称。

    お手々野郎:
    拷問野郎のこと。
    鮫島呼称。

    豹丸:
    喰った相手の能力を吸収できる混血種吸血鬼。
    雅の息子の三男。
    お台場に血の楽園を建設する。
    虎の混血種吸血鬼を喰って半人半獣となる。
    雅をも吸収しようとして返り討ちに遭い、更に力を求めるようになる。
    雅との戦いで虎部分が完全に消失しているんだけど、復活後には生えている。
    斬り落とされた自分の腕を喰って腕が再生するようだから、自分の虎下半身を喰ったのか、それとも遺伝子的に下半身は虎になっているので再生すると普通に虎が生えてくるのかは不明。
    元々は適当に血の楽園を支配していたが、強さを求める過程で北沢徹を吸収し、その頭脳により血の楽園に秩序を構築する。
    とはいえ、よほどの問題でも発生しなければ吸血鬼たちに全てを任せている放任主義。
    北沢徹の匂いがする。
    巨大な鎌を武器とし、その一撃は床を容易に砕く。

    魔王:
    豹丸のこと。
    一度戦闘モードに入ったら手が付けられない。

    姑獲鳥:
    雅の息子の五男。
    上野に東都ドームでの大会を中心とした力の都市を建設する。
    明に倒されている。

    蟲の王:
    雅の息子の四男。
    拷問野郎の片割れ(というより本体)。
    国会議事堂に自分の妄想の地下都市を建設する。
    明に倒されている。

    雅:
    吸血鬼の王にして日本崩壊の元凶。
    息子たちに各地に都市を作ることを命じる。
    国連のミサイルから逃れるために息子たちの拠点を転々としている。

    労働地区:
    血の楽園のインフラを管理し労働用の人間が住まわされている区画。
    北沢徹の墓があったけど他人の頭蓋骨だった。
    だいぶ崩壊しているらしい。
    ここでは明たちは暴れていないけど、北沢姉弟が扇動した蜂起で崩壊したんだろうか?

    上級地区:
    血の楽園の上級市民が住む区画。
    どうやらだいぶ崩壊しているらしい。
    門の前でしか大きな戦闘はなかったけど、やはり人間の蜂起で崩壊したんだろうか?

    特別区:
    豹丸がいる区画。
    製造所、議場、裁判所、警察署、刑務所、ピラミッドなんかもある血の楽園の中枢。

    製造所:
    特別区にある、配給用の血のペットボトルの製造所。
    人間を斬ったり潰したりするための機器が設置されている。

    議場:
    特別区にある、政治的な決定を行う場所。
    まるで小さな国会議事堂。

    裁判所:
    特別区にある、裁判を行う場所。
    何故かハンディ・ハンディ様人形が落ちている。

    警察署:
    特別区にある、警察官のいる場所。
    名前だけ出てくる。

    刑務所:
    特別区にある、犯罪者の収容施設。
    名前だけ出てくる。

    ピラミッド:
    特別区にある、豹丸様が鎮座されている場所。
    豹丸様は頂上にちょこんと座っている。
    なぜピラミッドなのかは不明。
    ちょっと登った場所にある上に、上に吹き抜けになっているので、マジで とりもち 作戦で侵入できたのではと思われる。
    周囲は何故か森になっているけど、その下にもフロアがあるし、かなり大変だったと思われる。
    場面によってピラミッドの段数が変わるのは『彼岸島』ではよくあること。

    ハンディ・ハンディ様人形(第1弾):
    何故か裁判所に落ちていた人形。
    初登場時の身体がモチーフっぽい。
    鮫島に燃やされる。

    ハンディ・ハンディ様人形(第2弾):
    何故か裁判所に落ちていた人形。
    初登場時の身体がモチーフっぽいが、海水浴バージョンでサングラスにアロハを着ている。
    貴重な品らしいけど鮫島に燃やされる。

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    投稿日:2023.12.22

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