【感想】彼岸島　４８日後…（２９）

このレビューはネタバレを含みます

漫画喫茶で読みました。

血の楽園へ向かう途中で血の樽の製造現場に出くわし、
救出した人間から血の楽園の情報を得る。
血の樽を託され、
北沢姉弟とひと悶着あって、
協力して血の楽園へ向かうことに。

国連がミサイルを撃ち込んでいるようだけど、なんでワザワザ壁に向かって撃っているんだろう？
血の楽園の中央に落とせばミサイル無効化邪鬼も食べられないんじゃないの？

目は興奮すると赤黒くなるだけで、平時は普通の人間の眼と変わらない設定は何処へいったのか。

流石にリヤカーの盗まれ方は間抜けすぎる。
アレで気が付かないって、どんだけレインボーブリッジに見惚れていたのか。
そして、そんなことをしておいて「悪気はなかった」は無理がありすぎる。

散々、人間は信用できないから明たちも信用しないと言っておきながら、喧嘩して明たちの元に聡を置いて部屋を出ていくとか。
希はちょっと頭が足りないのではないかと思う。
良く言えば、本心では明たちが悪人でないことは分かっているからとれる素直じゃない行動と言えなくもない？

---

野球ボールの男：
野球ボールを投げて明たちを血の樽製造現場に導いた男。
わりと強肩でコントロールも正確。
残念ながら血を搾られて５ミリの板にされる。

吸血鬼のボス：
楽園へ入るために血の樽を製造している吸血鬼たちのボス。
血の楽園の情報を得るために石の箱に入れられて脅されて屈するも、恨んでいた人間たちにそのまま潰し殺されて情報は聞き出せず。

捕えられていたジジイ：
解放＆食糧と引き換えに血の楽園の情報を提供した人間。
食糧を独り占めしたので騒動になる。

捕えられていた人間：
仲間の血を埋葬したかったけど、吸血鬼を殺してくるという明たちに託す。

北沢 希（きたざわ のぞみ）：
レインボーブリッジ付近で出会った姉弟の姉の方。
こんな状況でも人間としての誇りを持っており、身嗜みなどに気を遣っている。
兄を崇拝しており、血の楽園へ連れていかれた兄を探すため血の楽園へ入る方法を模索している。
人間にいろいろ騙されてきたため人間を信用しておらず、暴言も吐く。
ユカポン曰く、素直な子供の勝次が気を許してるんだから良い人なんだろうとのこと。

ズリパン：
北沢希のこと。
読者命名。
人間に騙されて戻ってきたときにパンツを引き摺りながら歩いていたことに由来。

北沢 聡（きたざわ さとし）：
北沢希の弟。
姉とは違い話が分かる方。
理由は不明だけど目が見えない。
物理的に失われており、眼球の部分が空洞になっている。
赤黒く塗ったピンポン玉を嵌めることで吸血鬼に偽装して食糧などを調達している。
わりと頻繁に「お前それ絶対見えてるだろ」って言動をとる（建物から盗み見ていた明たちの活躍を見て感嘆したり、など）。
ちなみに素足に靴を履いているもよう。

宮本 明：
主人公。
人間側の救世主と噂されている。

豹丸：
雅の息子のひとり。
血の楽園のボス。
人型の上半身から獣型の身体が生えているケンタウロスみたいな見た目をしている。
上半身はヒョウ柄、獣部分は虎模様というハイブリッド、名前の由来は上半身だと思われる。
クソデカく、ミサイル無効化邪鬼４体を相手に勝てる。
トゲ付きの刺股みたいな武器を持っているが、常用武器なのかミサイル無効化邪鬼を捕えるために持ってきただけなのかは不明。

上様：
豹丸のこと。

ミサイル無効化邪鬼：
血の楽園の壁の上に設置された邪鬼。
ミサイルに飛びつき飲み込んで腹の中で爆発させて無効化する。
流石にツライのか血の楽園から逃げ出す個体もいる（豹丸に捕えられる）。
逃げ出すということは、それだけの知能があるということでもある。

石の箱：
血を搾るための箱。
漬物器みたいな方式だけど石の箱から離れた場所に回し棒？が設置されていて、どうやって力を伝達しているのか不明。
下の穴からしか血が滴らないので精度が異常。
人間を搾っても血のみが搾れるワケではない。
と、どういう仕組みなのかがとにかく不明。

レインボーブリッジ：
血の楽園へ繋がる橋。
この橋以外は封鎖されている。

血の楽園：
お台場にある、豹丸が治める地。

レビューの続きを読む