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松村潔 / アールズ出版 (3件のレビュー)
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cosmo0527
精神世界というとうさん臭さを感じる向きもあると思うが、セックスやアルコールやドラッグも本質的には同じ。肉体という感覚に閉じ込められた小さな自分に無限を感じる解放感を与えてリフレッシュするため、精神世界…に変わるものを誰でも一つは持っている。納得。続きを読む
投稿日:2020.09.21
tokyogodzilla
題名の通りの内容を期待して手に取る。 エーテルとアストラル、シータ波、夢、レイキ、宇宙、マヤ暦、・・・。気になるけどどうにもよくわからない、それぞれ関係があるのかないのかもよくわからない、何より精神…世界のことなのかそうでないのかすらよくわからない。 そんな自分にぴったりの題名。これ一冊である程度の骨格がわかればなあ、というワガママな期待を胸に、ワクワクしながらページを繰る。 著者の本を手にするのは初めて。最初はすこし緊張する。ついていけるかな・・・。 不安は杞憂に終わる。小難しい言葉を振り回すことは決してしない。自分のようなビギナーを歓迎してくれていることが、ひしひしと伝わる。ほっと安心。 そして文体は扱うテーマに不釣合いな位、冷静でロジカル。派手さは無く、奇をてらわず、しっかりした組み立て。著者はあくまで、読者として普通の人を意識している。好感が持てる。 これが「教科書」たる所以かと、思わず本のタイトルを思い出し、ひざを打つ。 読み進むにつれ、散りばめられたピースがつながる。聞きかじった人名と、聞きかじった用語とが、筆者の導きにより、意味を持ってつながる。そうかと思えば時に以外な関係性もあり、いよいよ好奇心を駆り立てられる。 納得感があるのはきっと、筆者が十分に消化し、体現し、自分の論理で組みなおした上で、この本の世界を展開していることが理由だと思う。筆者の具体的な体験談も、時に時代が感じられ、生々しい。 自分はこの本を、辞書的、バイブル的に位置づけるつもり。ここから自分の興味の枝葉を広げる、その幹となる。 いいタイミングで、いい本に出会いました。感謝。続きを読む
投稿日:2012.09.11
狐舞
教科書というよりもエッセイという感じで期待した内容ではなかった。専門用語、概念が次々と出てくるため精神世界に関する事柄をひと通り知っていることが前提になっていたり、見出し間で内容の飛躍があったりして…読み進めるのに苦労した。さらに最悪なことに見出しと内容が一致しない項目が非常に多く、エッセイとしても成り立っていないと感じた。また、内容そのものも精神世界における有名人からの援用が多く、自身の主張がブレていて何を言いたいのかよくわからない。とにかく頭に浮かんだことをただ書き連ねただけという印象しか残らなかった。続きを読む
投稿日:2012.08.11
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