【感想】神狼と見えざる手

川波無人, 桑島黎音 / 一迅社文庫
(1件のレビュー)

総合評価:

平均 3.0
0
0
1
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • やお

    やお

    “「まだやると言ったわけじゃないしね。そ・れ・に、うちは貧乏なの、お金がないの!四の五の言ってる場合じゃねーでしょーが」
    「えばることでも……しかたがないか」
    「わかればよろしい。さ、とっとと支度するわよ」
    「おい、ドアはどうするんだ?」
    「あ」
    倒れたドアは、ふたりの足下に横たわったままだ。ゆがんでしまった蝶番をなおしている時間はない。
    「その辺に立てかけておくっきゃないかな」
    「不用心じゃないか?」
    「へーきへーき。こんなへんぴな村で、わざわざ盗みを働く物好きな盗賊なんていないってば」
    「俺たちがその盗賊団なんだが……」”[P.37]

    ぺろりと。
    設定よかったけどなんとなく坦々。

    “「待て、アリーリア」
    追いつき、その腕をつかむルゥ。
    「ここから先は危険だ。アリーリアは宿で待っていろ」
    「あによ、まーたそれ?父さんと約束したんだ、とか言うつもり?」
    アリーリアはじろりとにらみつける。
    ルゥの過保護っぷりに、いいかげん腹を立てていたのだ。
    「……そうだ」
    あくまで冷静に、ルゥはいたずらをした子供をしかりつけるような口調で言い聞かせる。
    その態度が、アリーリアのいらだちを募らせた。
    「放して!」”[P.208]
    続きを読む

    投稿日:2014.04.13

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。