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フョードル・ドストエフスキー, 望月哲男 / 河出文庫 (13件のレビュー)
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J.T.Hammer
ブクログのリストで私が2024年読みたい小説に挙げた作品。当初は光文社古典新訳文庫版(全四冊)を選択肢に考えていたのだが、同じ新訳ながらも全三冊で完結するこちらの方が財布に優しい、そんな単純な理由によ…り此度は河出文庫版へ目を通すこととした この「白痴」には、以前新潮文庫版を手にしたものの早々に途中で投げ出してしまった苦い記憶が伴う。今回本作に改めて目を通してみれば、その訳は第一部の前半から中盤にかけて記された各登場人物たちの冗長にも感じられる遣り取りが元だったという気がしないでもないが、そこを何とか堪えて頁を繰り、高慢にして魅力的な美女ナスターシャが登場する場面へ読み進むと、まるで霧の中を抜け出たかのように俄然話が面白くなった 第二部以降の展開に期待したい続きを読む
投稿日:2024.04.18
gatos
いわゆる5大小説の中では最も読みやすく、19世紀末のペテルブルクを楽しめました。世俗にまみれた人々の中に天使のような人物が舞い降りたらどうなってしまうのか。
投稿日:2024.01.07
辺土名小次郎
解説 1 ドストエフスキーの人生、創作と『白痴』 2 『白痴』の世界ー風変わりな訪問者 3 旅する作家、変わるロシア 4 神話的な時空間 本書は文庫オリジナルの訳し下ろしです。
投稿日:2024.01.03
shyamazaki69
江川卓訳『罪と罰』(岩波文庫)に続き、『白痴』はこちら河出文庫の望月哲男訳を選びましたが、(他と比較した訳ではないので絶対評価として)正解。読みやすく、かつ作品のストーリー・テイストに合った訳文と感じ…ます。続きを読む
投稿日:2019.07.07
masudahidehiko
スピード感溢れる翻訳がすばらしい。『白痴』は展開が速いので、このリズムに乗って読み進められるのはとてもいい。
投稿日:2018.09.04
ルビー婆
ムィシキン公爵は好感が持てる。白痴というより純粋。 ナスターシャは美しい人ということだけど、やってることは、なんだこの女は?って思うんだけど… 2、3巻読めばわかってくるのかな。
投稿日:2017.03.14
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