【感想】デカルト入門

小林道夫 / ちくま新書
(14件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • seisankogakubu

    seisankogakubu

    現在は文系と理系を区別しますが、17世紀に活躍したデカルトはその両方の部分で活躍しました。(北島雄一郎)

    日本大学図書館生産工学部分館OPAC
    https://citlib.nihon-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=1000288142&opkey=B169881830071453&start=1&totalnum=2&listnum=0&place=&list_disp=20&list_sort=0&cmode=0&chk_st=0&check=00続きを読む

    投稿日:2023.08.08

  • Jimmy Bond

    Jimmy Bond

    哲学史の中の重要性はわかった。地形で言えば入江とか湾とか?でも大きな山、何度も登ろう、って感じは、芽生えず。起点としては良いのだろうけど、自分は深掘りしなくてよいです。

    投稿日:2023.05.09

  • tokyobay

    tokyobay

    「デカルト哲学すなわちコギトではない」との題名で、「神の存在証明」についての説明がなされ「永遠真理創造説」による「明証性の規則」へと展開されている点と、問題とされやすい心身問題については「心身二元論」と「心身合一」の両方を認めるのは矛盾ではないとの説明もなされている点が興味深い。
    入門書にしては結構レベルが高いようにも思えるが、デカルト哲学の体系と変遷がよくまとめられており、かつ多少デカルトを知っている人にとっても様々な新たな発見もある有益な1冊であると思う。
    続きを読む

    投稿日:2023.05.02

  • D-Rinn

    D-Rinn

    デカルト初挑戦。こんなに多岐に渡り功績を残している人だとはつゆ知らず、コギトを確立した人だとしか認識してなかった。

    ラディカルなて懐疑による徹底的な排除、そうして帰結された考えている私というものは確かに存在するという論理かと。肯定、否定を判断する自由意志は上位に置かれて神の似姿とも表現されていますが、こちらを良心に沿って発揮することがよく生きるということでしょうか。

    まだまだ理解が足りないので、もう何冊か読み込んでみたいと思います。宇宙論、自然科学、幾何学とか理系色強くて少しついていけなかったわ。
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    投稿日:2022.01.15

  • prigt23

    prigt23

    デカルトの思想だけにとどまらず、実績全般をざっくりと解説。「我あり」から先についても、どのように考えたのかという道筋をわかりやすく解説してある。

    おもしろかったのはデカルトの考える自由について書簡などから解説してある箇所。
    「我あり」までは同意しない自由としての「無選択の自由」を強調し、以降は「自由意志」を使って先に進んだとの解説は新鮮でした。
    続きを読む

    投稿日:2020.09.11

  • yuichi

    yuichi

    デカルトという人は、その実践的活動と諸学問の両方においてきわめてスケールの大きな展開を示した思想家であり、また人間の現実的な生についてもきわめて豊かで透徹した洞察を提示した人物なのである。科学の進展と人間の精神的価値のかかわり、あるいは機械と人間の心の関係といったことが主要な課題となっている現代の思想状況にあって、デカルトの思想は、その考察のための最も豊かな題材なのである。続きを読む

    投稿日:2017.08.31

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