【感想】晴れのちシンデレラ (9)

宮成楽 / バンブーコミックス MOMOセレクション
(1件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 『黒犬』の優樹

    『黒犬』の優樹

    (9)と、ややキリは悪い巻数ではあるのだけど、月刊まんがライフMOMO連載100回記念巻ってことで、感想を書いてみたくなった
    今現在、月刊まんがライフMOMOには、ももせたまみ先生の作品は掲載されていない。だから、あくまで、私個人の意見だが、新連載が始まるだけでなく、始まってからも、ももせ先生と一緒にMOMOを支える地力が最もあるのは、宮成楽先生だ、と思っている
    ももせ先生の作品に負けないくらい、この『晴れのちシンデレラ』はバランスがいいのだ。コミカルさを突破しつつも、感動的なオチを忘れていない
    ハルさんとあたるくんの個性も、また、グッと来るのだ。イイ所ばかりを全て挙げていたらキリがなく、日が暮れるどころか、一日あっても足りなくなる。なので、やっぱり、個人的に思うトコだが、ハルさんは「普通」を目指し、その努力を怠っていない(結果はまぁ、置いといて)が、自分のお嬢様どころか人間離れしたハイスペックっぷりを発揮するタイミングと場を間違えない、そこが彼女の魅力で、人気が高い理由じゃないか、と思っている
    もう、いつも通り、ケチの付け所がない巻だったが、次巻について、我儘を言う事を許されるなら、もうちょい、あたるくんと藤咲さんとの交流話を増やしてほしい。いや、腐った欲望を叶えて欲しいって意味合いじゃなく、単純に、あたる君がハルさんのために藤咲さんから料理を教わる、そんなストーリーを読みたい、そんなファンとしての純然たる願望だ・・・・・・はい、すいません、ちょっと、BでLな展開を期待してます
    どの回も、ハルさん、あたる君の人間力の高さが覗え、なおかつ、宮成先生への好感度がガッツリ上がるものばかりだが、私的にお勧めは、割かし、あたる君が話のメインで、なおかつ、サバイバル能力の高さに惚れ直した第12話(でいいはず)だ。三条くんの向上心かつ対抗心、私はキライじゃない
    この台詞を引用に選んだのは、藤咲さんに惚れ直すには十分だったから。藤咲さんほどの男に、ここまで言わせる春日家かつ姉弟、本物である
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    投稿日:2016.09.25

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