【感想】戦国ぼっち(桜ノ杜ぶんこ)10

瀧津孝, みことあけみ / 桜ノ杜ぶんこ
(1件のレビュー)

総合評価:

平均 3.0
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ブクログレビュー

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  • タカツテム

    タカツテム

    これにてひとまず「天正一三年」編は終了だそうで。なんとも戦国ぼっちらしい終わらせ方にほっこり

    第一巻と同じく九尾山城を舞台とした籠城戦。だけど今度は籠城側ではなく攻め手。一度守った城を逆に攻める側になる構成は面白い。
    ただ、これまであった推理要素は薄めになっており、未来からやってきた高杉一郎太と椿琢磨の戦いがどのように決着するかという点に重点が置かれている印象。そのためか、終盤まで「これでシリーズ完結か?」と本気で思ってしまう程にシリーズ集大成感が出ていた。

    本音を言えば前回から続く流れには料理要素や推理要素、戦国時代ならではの要素など少々物足りなく思えてしまう部分が幾つも有るので、続巻では是非せんごくぼっちらしさを取り戻した上で一郎太には快刀乱麻の活躍を見せて欲しいのだけど果たして続巻は出るのだろうか?

    それにしてもあのキャラが双子だなんて流石に予想外すぎる展開だったよ…
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    投稿日:2018.03.22

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