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杉原保史 / 創元社 (11件のレビュー)
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総合評価:
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Naka
入門というタイトルに相応しく導入的な内容だが、実践的な内容も多く非常に参考になった。特に、話を聞く際の声、呼吸、姿勢について言及したり、「聞く」だけでなく「話す」技術についても丁寧に説明されている。 … ひとの複雑さに触れるときは、一般的な解釈ではなく、相手自身が経験してる真実と、それを受け取った際の自分の違和感との擦り合わせを、技術をもとに慎重に行っていくことが必要なのかな?と感じた。 カウンセリングの限界にも言及した上で、さまざまな形で他者を援助していこうという希望を感じる良本だった。手元に置いておきたい一冊。続きを読む
投稿日:2024.05.01
momoblend
実習始まる辺りの大学院生以降の人が読むのに適している。ある程度の経験者にとっては、よいふり返りになるお勧めの1冊。
投稿日:2024.02.09
ごい
カウンセリングとはこういうものだということではなく、クライエントを救うために何をやってもいい。 「声の調子」を含めた全身を使ったアート(技芸)と言える。 聴くとは体験の共有まで。 声の調子を聴く…、態度や様子を聴く。続きを読む
投稿日:2022.05.13
yuzuringo102
以下引用 カウンセリングは音楽や演劇やお笑いなどのパフォーミング・アートの一種 ★カウンセリングは、知性の働きによって学習されるものではありません。むしろそれは音楽の修得とよく似ている。演奏できれ…ば良いのであって、自分の演奏を知的なやり方で説明できるかどうかはどうでもいい すぐれた科学者が、すぐれた実践家だとは全く限らない 今のはいい面接だったと思えるような面接は、唯その瞬間瞬間にまったく没頭して会話したというだけの面接であって、 カウンセリングによって変化したとき、以前は自分の中になかった新しい自分が付け加わったというよりも、、、 知的理解では変わらない カウンセリングは、単に言語的なものではなく、非常に身体的なもの 成功したカウンセリングにおいて、一人の人間としての尊重、効果続きを読む
投稿日:2021.02.03
レントー
他のカウンセリング、傾聴本とは違った視点の内容のため、とても参考になります。 特にクライアントがカウンセラーに反抗的なケースの対応は勉強になりました。 本の中で著者がアレクサンダーテクニークを紹介して…いたので、アレクサンダーテクニークのワークショップに参加しましたが、場違いな感じでした。笑続きを読む
投稿日:2021.01.17
CaCCラボの中の人
このレビューはネタバレを含みます
p30 面接の今ここでクライエントのありのままの体験を促進する p30 その土壌となるのが、信頼感や安心感のある人間関係です。 p49 クライエントの話の内容だけに注意を向けてはいけません。声や表情、視線、姿勢 態度、話しぶりなどに注意を向け、そうしたチャンネルを通して伝えられるメッセージを受け取るように聴きます。 p50 その問題に、その問題のままで、じっくりと身を浸してみること。その問題をありのままに堪能すること。その問題のテイスト、感触、雰囲気をじっくりと味わうこと。 p57 慰めないことがカウンセリングこ目標なのではなく、その挫折体験を「目覚めさせる体験」にまで高めることがカウンセリングの目標なのです。 p109 声の表現における要素 大きさ 高さ 速さ 間 声色 抑揚 アクセント リズム 滑舌
投稿日:2020.06.05
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