【感想】情報文明論

公文俊平 / NTT出版
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • キじばと。。

    キじばと。。

    著者は、近代文明の次にやってくる時代を「智識文明」と呼び、そうした新しい時代へ向かっていく現代の「情報文明」の特質を、社会システム論の立場から論じた本です。

    本書は3部構成となっており、第1部では著者の理解する文明論の大きな枠組みが提示され、本書の基本的な視座が明らかにされています。つづく第2部では、著者の文明論の方法である社会システム論のおおまかな解説がなされているのですが、この部分が冗長なわりに実質的な中身がない議論に終始しているような印象を受けてしまいました。

    最後の第3部では、ようやく近代日本の文明論的位置づけと、著者の考える情報文明への展望が語られます。ただし、1994年に刊行された本なので致し方ないことではあるのですが、情報社会論としては古びてしまっている印象はいなめません。
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    投稿日:2019.07.29

  • ropebreak

    ropebreak

    シンギュラリティを全速力で追いかけるいらだちの筆致。だが、アキレスと亀の蜃気楼のように次の文明像が逃げていく。

    投稿日:2015.12.23

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