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松田武 / 阪大リーブル (2件のレビュー)
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[ 内容 ] 私たちは、米国の文明の偉大さを正しく理解し評価する一方、米国社会の明るい面だけをロマン化して捉えるこれまでの一面的な米国像から卒業し、米国をもっと客観的にしかも「クールに」捉える必要があるように思われる。 今後、米国と折衝し、真の友好と相互理解に基づく新しい日米条約の締結をめざすには、どのように米国と折り合いをつけるか。 日本の進路に適合するような新しい日米関係をどう構築するか(本書より)。 [ 目次 ] 第1部(アメリカ史の現段階―構造的分析;米国の世界戦略―歴史的考察;米国を知る) 第2部(日本は米国をどう受けとめてきたか;日本がこれからもつき合っていかねばならない現実;提言―地球人として誇れる日本をめざして) むすびにかえて―「民族自決」の再提言 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
投稿日:2014.11.05
H.Sato
米国の日米安全保障条約締結の目的は、太平洋戦争によって日本との間に生じた力関係の変更を半ば永久的なものにすることにあった。そのためには米国は法的条項でもって新しい力関係を保証しようとしたのである。 米…国民の仮借のなさとその徹底ぶりの源を、欲得を離れ、理想を追い求める性格と同じように、カルヴィニズムに求めることができる。多くの米国民はカルヴィンの教えとカルヴィニズムの伝統を受け継ぎ、それを人生の指針としている。彼らは日常生活において直面する様々な問題の解決策を模索する際に、カルヴィニズムの道徳規範を物差しにして、物事の善悪を判断する傾向がある。続きを読む
投稿日:2010.06.17
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