【感想】幸福立国ブータン : 小さな国際国家の大きな挑戦

大橋照枝 / 白水社
(7件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ぼのまり

    ぼのまり

    世界一幸福と言われるブータンが発祥のGNH(国民総幸福)という指数の考え方と、ブータンに根付く仏教を基にしたディグラム・ナマジャ精神について丁寧に書かれた本。著者の考える静脈系社会へのパラダイムシフトとも関係しており、勉強になる1冊でした。続きを読む

    投稿日:2013.06.08

  • ピヨピヨ

    ピヨピヨ

    正直、うさんくさい記述&オリジナル指標HSM(人間満足度尺度)の宣伝が目立つ。ただ個人的には、第4回GNH国際会議に関するエピソードは楽しめた。ティンプーとパロを見ただけでブータンを語るのはいかん。

    大橋先生は掲載写真に自分が写りすぎ。著者が写真に写りまくっている(写真のキャプション「○○大臣と著者」的な)本はろくなものがないと相場が決まっているので、そこらへんは自重すべきなのだ。
    続きを読む

    投稿日:2012.02.13

  • tsukinoshimako

    tsukinoshimako

    このレビューはネタバレを含みます

    学生の頃、世界が平和になるには?という問いにいつも宗教をなくすこと、と自信満々で答えていたものですが、何だかこの本を読むと、それもどうなのか、と考えてしまった。
    宗教が平和をもたらすパターンもあるのだなあ、と。
    また、無宗教国歌とはいえ、仏教のことをあまりにも自分知らなさすぎだなーと感じた。
    GDPのような物質的なものではなく、Gross National Happinessという目には見えないものに対して確実な成果を出しているブータンは本当にすごい。
    ものや情報に溢れる日本には手に届きそうもないけれど、見習わなくてはいけない大切なものをたくさん持っている国なのだということを、今回のワンチュク国王の来日をきっかけに、こういう本を読んで学べたことに感謝したいです。
    第5章のブータン人の幸せ感は現地の人の生の声をまとめたものなので、非常に説得力があった。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2011.11.26

  • Masato Ueki

    Masato Ueki

    国民総幸福についてよく知ろうと手に取った一冊。
    著者の持論や想像がやや煩かったが、目的は達成できたから良しとする。
    幸福の指標の中に「良き統治」なるものが含まれていたのが印象的だった。

    投稿日:2011.10.27

  • hirro

    hirro

    9この指標
    ①精神面の幸福
    ②時間の使い方とバランス
    ③文化の多様性
    ④地域の活力
    ⑤環境の多様性と活力
    ⑥良き統治
    ⑦人々の健康
    ⑧教育
    ⑨生活水準・所得

    満足社会をデザインする第3のモノサシ。人間満足度尺度続きを読む

    投稿日:2011.05.06

  • kiwi

    kiwi

     ブータンを知りたくて読んだ本の一冊。GNH(国民総幸福)は興味深いが、ブータンに興味を持ったきっかけに過ぎないので、そっちの話が長くなる後半は若干退屈。

    投稿日:2011.01.19

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