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かじいたかし, 皆村春樹 / HJ文庫 (2件のレビュー)
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総合評価:
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永杜
尊敬する作家がプロデュースしたレストランがオープン。 そこに招待されたはずが、何だか妙なきっかけに。 突如女の子を連れてきたにしては寛容、と思っていたら そういう理由でオッケーだったのか! というの…が判明。 そう思った両親もすごいですが、やはりというか その方面の心配はしていたんだな、と。 盛り上がる両親、おいてきぼりな本人に 自分を主張したい義妹に、突っ走る実妹。 しかし気になるのは、パンス党! 兄と妹って、製造順番ですか? それともそういう仕様ですか??続きを読む
投稿日:2017.03.24
d3-plus
このレビューはネタバレを含みます
#novel 4巻読了。 相変わらず、びっくりするくらいのアレなんですが、不思議と硬派な文学論文化論も包含されているんですよね。 ここまで来ますと、むしろこれは高度な思考実験、文学的挑戦なのかも。 外来の漢字からひらがなが生まれ、外来語を取り入れ、現在の日本語に至る。漢文書き下しからスタートした文学が、時々のトレンドを取り入れ、現在の雑多な要素を包含した、日本語として成立している。 その過程には、変化への反発、未来への志向があり、それら全ての蓄積こそが文化である。 今作では、その更に先の世界。略語と記号を駆使した◯(あーしゅ)言語の成立の過程を思考しているの… 考えすぎですね。
投稿日:2012.06.01
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