【感想】僕の妹は漢字が読める4

かじいたかし, 皆村春樹 / HJ文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
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ブクログレビュー

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  • 永杜

    永杜

    尊敬する作家がプロデュースしたレストランがオープン。
    そこに招待されたはずが、何だか妙なきっかけに。

    突如女の子を連れてきたにしては寛容、と思っていたら
    そういう理由でオッケーだったのか! というのが判明。
    そう思った両親もすごいですが、やはりというか
    その方面の心配はしていたんだな、と。

    盛り上がる両親、おいてきぼりな本人に
    自分を主張したい義妹に、突っ走る実妹。
    しかし気になるのは、パンス党!
    兄と妹って、製造順番ですか?
    それともそういう仕様ですか??
    続きを読む

    投稿日:2017.03.24

  • d3-plus

    d3-plus

    このレビューはネタバレを含みます

    #novel
     4巻読了。
     相変わらず、びっくりするくらいのアレなんですが、不思議と硬派な文学論文化論も包含されているんですよね。
     ここまで来ますと、むしろこれは高度な思考実験、文学的挑戦なのかも。

     外来の漢字からひらがなが生まれ、外来語を取り入れ、現在の日本語に至る。漢文書き下しからスタートした文学が、時々のトレンドを取り入れ、現在の雑多な要素を包含した、日本語として成立している。
     その過程には、変化への反発、未来への志向があり、それら全ての蓄積こそが文化である。
     今作では、その更に先の世界。略語と記号を駆使した◯(あーしゅ)言語の成立の過程を思考しているの…

     考えすぎですね。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2012.06.01

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