【感想】まちの病院がなくなる!? 地域医療の崩壊と再生

伊関友伸 / 時事通信社
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • University of the Ryukyus Library

    University of the Ryukyus Library

    【琉大OPACリンク】
    https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA84416606

    投稿日:2022.10.17

  • のり

    のり

    元埼玉県職員の著者が自治体病院破綻の原因を明らかにし、打開への処方箋を探った本である。愉快な内容ではないがとても面白い。出来るだけ公正冷静に語ろうとしているのには好感がもてる。本書は医療分野だけでなく、行政全般の改革のためにも参考となる重要な本でありオススメです続きを読む

    投稿日:2011.12.17

  • たろお//

    たろお//

    2008/8
    地方自治体の医療行政に関った著者が、全国の主な事例を深く取り下げ、自治体医療、というよりも現在の医療界を取り巻く問題について適格に書かれている。ステレオタイプの公務員批判などからだいぶ離れた次元での問題提起など、医療行政に関わっていなくても自治体職員としてはぜひ読んでおくべき。続きを読む

    投稿日:2008.08.18

  • headshrink

    headshrink

    自治体病院の危機的状況についての本。力作ではある。自治体病院がここまでダメになった理由としては、コンビニ的医療を当然と思う住民エゴや小児医療の無料化に代表される需要の増加による現場の疲弊、訴訟の頻発による防衛医療、療養病床のうち介護型13万床を全廃し、医療型25万床も12年後までに15万床に減らすというベッド数削減などがあげらている。雇用する側も権威主義的で「ぜひうちに来てください」と握手する感覚がないからなかなか欠員が補充できない。赤字も垂れ流しで、高知医療センターなどPFI方式で建物130億、設備100億という豪華な設備になっており、コスト感覚が全然ない。が、最大の原因は「外国であれば生命に関することは大切だから値段が高いのは当たり前と考える。しかし、日本は生命に関わることは最も大切であるからタダであるべきだという考えが強い(鈴木厚)」という意識であろうという。この意識が変わるのを待てるほど財政的な余裕がありそうには思えないのだが。。。続きを読む

    投稿日:2008.01.28

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