【感想】コウノドリ(25)

鈴ノ木ユウ / モーニング
(7件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
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ブクログレビュー

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  • みちゃ

    みちゃ

    このレビューはネタバレを含みます

    2018年12月21日発売。

    TRACK69 同性愛
    TRACK70 性分化疾患
    TRACK71 梅毒

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    投稿日:2022.04.06

  • nssulib

    nssulib

    【推薦者】
    体育学部 健康学科教員 三瓶 舞紀子 

    【学生へのメッセージ】
    COVID-19流行下では、「10代の妊娠」「望まない妊娠」「貧困」の問題がよりクローズアップされました。産婦人科医&謎のピアニストでもある主人公が、様々な妊婦のお産に向き合います。この漫画に登場する様々な生命から、子どもたちを育てる社会の責任とは何か、全ての学生と特に教員を目指す学生にお薦めします。

    ▼配架・貸出状況
    https://opac.nittai.ac.jp/carinopaclink.htm?OAL=SB00539355
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    投稿日:2021.11.08

  • watson

    watson

    このレビューはネタバレを含みます

     再読した。25巻で印象に残ったのはレズビアンカップルが精子提供を受けて妊娠した話だ。以前『逃げるは恥だが役に立つ』を読んだときにレズビアンカップルが登場して、どうしたら子供を持てるのか百合さんに説明していたのを思い出した。一つは男性から精子提供を受けることで、二つ目は養子縁組などだ。正直フィクションの中の世界で、そういったカップルが世の中にどれぐらいのかも想像がつかない。LGBTQが受け入れられやすくなった最近でも、まだそのカップルが子供を持つということに関してはなかなかないことなのかもしれない。

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    投稿日:2021.03.28

  • hanemitsuru

    hanemitsuru

    テレビドラマ化もされた人気シリーズの第25巻。ドラマは、新型コロナウィルス感染症拡大防止のため他のドラマの撮影が延期になった穴埋めに、今年4月から5月にかけて「コウノドリ傑作選」として何話か再放送されました。

    「ペルソナ総合医療センター」の産科を中心に、妊娠出産、赤ちゃんとお母さんを巡る悲喜劇と、主人公サクラ先生を中心とした群像劇が、綿密な取材に基づく圧倒的なリアリティと現場感を伴って語られます。
    第22巻で四宮先生が実家の病院に帰ってしまい、それ以来自分は四宮ロスに悩まされています。

    この巻には「同性愛」、「性分化疾患」、「梅毒」が掲載されています。
    正直、顕著にパワーダウンしたと感じた巻でした。

    以下、各エピソードに一言ずつ。

    「同性愛」
    この巻の帯に「レズビアンでも子供がほしい。」とありますが、そんなレズビアンのカップルに精子提供したゲイの青年キョウスケさん。もともと精子提供後は生まれた子供に一切関わりを持たないはずだったのが…、というお話。

    正直、全く共感できませんでした。
    同性愛カップルが子供を持ちたい、ところまではともかく、精子を提供したドナーがゲイで、しかも生まれた子供に関わりたい、一緒に養育したいと申し出るなんて言うのは、完全に理解の外です。

    プライベートな関係性がある人から精子提供を受けるといろいろ面倒だから精子バンクなりの機関を使いましょう、ってこと?レズだろうとゲイだろうと子供が欲しいってこと?レズだろうとゲイだろうと嫉妬の感情はあるってこと?自分の精子が受精させてできた子供はゲイであってもかわいくて気になる存在だってこと?

    …どれも自分が今生きている世界から遥か彼方のお話です。
    違いを、多様性を認めましょうっていうことと、納得や共感や感動できるかってこととはまた別の話だと思うんだけれど…。

    あと、ゴロー先生が、ここの話に限らず、ここ数巻、「考え無しに口にした言葉を窘められる役回り」になっていてすごくかわいそうです。
    経験が浅いが故の青臭さと、考えが浅いが故の無神経さって全然違うと思います。青臭いキャラだったはずなのに、いつの間にかノーデリカシーなキャラになっちゃてます…。

    「性分化疾患」
    「同性愛」を受けて、体の性と心の性が一致しない一つの例として紹介されています。ただ、そういうものもあるんだよ、と紹介するだけのお話で終わっています。
    認定遺伝アドバイザーの真田さんが登場しますが、ちょっと説明をするだけ。

    「梅毒」
    前半は風俗で遊んで感染して、妊娠中の奥さんを感染させたかもしれないにもかかわらず、「言い出し難い」だけでぐずぐずと悩んでいる夫の話。結局奥さんが妊婦健診の一環で受けた梅毒検査で感染が判明するまで言い出せていません。最低男です。
    これ、「淋病」や「クラミジア」が「梅毒」に変わっていますが、第1巻の「淋病」、第6巻の「性感染症」とほぼほぼ同じ展開です。
    梅毒患者を診たことがない医者が増えているなか、感染者が増加している、という現状を訴えたいという意図ならば、ストーリーにもう一工夫一捻り欲しかったところです。

    後半は、妊娠し、風俗勤務で梅毒に感染してしまった小倉リホさんのお話。ずっと未受診だったため健診で感染を見つけることもできませんでした。結局、赤ちゃんは先天梅毒で生まれてきて、NICUに入るもののすぐに亡くなってしまいました。

    赤ちゃんが亡くなったことを聞いて「私…ホッとしてますから」と語るリホさんと、「ちょっとだけわかる気がする」と語る倉崎先生は、誰にも頼れず一人で障害があるかもしれない赤ちゃんを育てなければならない女性の気持ちが共通しているのでしょうか。
    やりきれないお話でした。


    余談です。
    リホ(リアラ)さんのスマホの登録名、所属していた風俗店は「お店」、実のお母さんは「お母さん」。
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    投稿日:2020.06.04

  • fuchiko28

    fuchiko28

    このレビューはネタバレを含みます

    同性同士でも自分たちの子供を持ちたいと願った時の複雑さがわかりやすく描かれていた。あまり考えたことがない部分だったので勉強になった。
    性分化疾患もあまり身近じゃないテーマ。本当は妊娠前に知っておきたい病気でもあるのかも。
    梅毒、最近よく聞くようになった。なので、どういう病気なのかも含めて改めて知れてよかった。
    今回はどれも身近じゃないテーマだったので、へぇー、という感じ。
    次の巻の四宮先生に期待大!

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    投稿日:2019.02.10

  • pumpkindad

    pumpkindad

    親になる形、親になれない形は、様々であるが、人間が生物である以上、同一規格はあり得ず、実はそれが普通なのではないだろうか。

    投稿日:2019.01.14

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