【感想】毒親育ち

松本耳子 / 扶桑社コミックス
(13件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • りえぽん

    りえぽん

    「毒親」も、ずっと関心をもっているキーワードだ。著者の家庭は、両親ともそれぞれ異なるタイプの毒親で、とくに長女の著者はヤングケアラー的な役割も負わされてきた。
    子どもの人格、人生に、親というのは否応なしに影響を与える。それが「親ガチャ」で決まるという恐ろしさ。
    著者は、遠回りをしたけれど、自分の置かれた状況を客観視し、マンガという表現方法でそれを吐き出し、自分の人生をリセットさせた。
    精神科医の解説にもあるように、「(こころの)病理は世襲する」が「運命は変えられる」。
    想像を絶する困難だろう。たどり着けない人もいるだろう。
    でも、1人でも多くの人が、世襲の鎖を断ち切って幸せになることを応援したい。
    続きを読む

    投稿日:2022.08.17

  • 茶柱たつこ

    茶柱たつこ

    妹と弟にはそうでもないのに、長女だからと全て背負わされてしまったタイプの毒親育ち。
    でも妹は放置ぎみで弟は過干渉な気がするので、それぞれに悪影響があったのだろう。
    母の呪縛を解くために、スピリチュアルな本などで考え方を変えようとするのはいいが、やはり頑張りすぎてしまうようなので宗教などにハマらないか心配になってくる。続きを読む

    投稿日:2022.03.12

  • たお。

    たお。

    あとがきが好きだった
    いいこと書いてある!

    人生をあなたが輝くために使ってください

    素敵な言葉!!

    投稿日:2021.01.31

  • スティンキー*

    スティンキー*

    親は有難く、親は重い。

    子供は親にしたがって生きていくしかないから。自分が親になってから急に、親に対しての寂しさとか理不尽さとかそういうものが溢れだしてきて辛かった。だけど、全ての経験で今の自分が出来上がったこと、それを認めてあげたい。続きを読む

    投稿日:2021.01.14

  • puttyhama

    puttyhama

    毒親のもとで育ったという松本耳子さんのコミックエッセイ

    なかなかのハードな人生なんですが…
    耳子さんの語りがおもしろすぎて
    笑って楽しく読めました。

    だってね、
    お父さんの戸籍がなかったことからスタートして
    いきなりのバブル生活
    でもって、いきなりの破産状態
    気分次第のお母さんに
    ヤクザな借金まっみれのお父さん
    あと、私が好きだったのはおばあちゃんの包丁の話かな…

    もうね、耳子さんがグレないでちゃんと生きていたことは、それだけですごいよ!

    あとがきでご本人が書いているのですが
    「不幸自慢にはしたくなかった。
    頑張ったドヤ顔自慢にはしたくなかった。
    親に対して恨みつらみをぶちまけるつもりもないし、
    責めるつもりもない。
    それが世間では「毒親」という恐ろしい呼び名の親であっても、自分の親はやっぱり好きなんです。」

    この部分にじ~ん!


    親に文句ばっかり言っている子供たちよ~
    この本を読め~
    いや、そういう私こそ親に文句ばっかり言ってるよね…
    ホントすみません。
    続きを読む

    投稿日:2018.10.16

  • ren

    ren

    条件だけ見たら(習い事とか)恵まれてる家庭だけど、それだけに精神面で機能不全な家庭で、きっと両親も残念だっただろうな。自らミッションを課して生まれてくる、同意!

    投稿日:2018.05.09

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