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コリンP.A.ジョーンズ / 新潮新書 (8件のレビュー)
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rokkosanjin
「自由の女神」がシンボルのアメリカ合衆国は世界が憧れる「自由の国」。ところが現実のアメリカは自由でなければ平等でもなく、ましてや「民主主義」などは幻想に過ぎない!と切り捨てるのはアメリカの法学者で日本…の大学でも教鞭を執るジョーンズ博士。欠陥だらけの合衆国憲法、巨大な権力が集中するあまりに暴走を止められなくなったアメリカ大統領、そして今でも蔓延している人種差別・女性に対する暴力・銃による乱射事件... この国が抱える根本的な問題が生み出す今の状況を分析し、真の民主主義とは何かを問い質(ただ)す。続きを読む
投稿日:2020.12.12
「おやっさん」
アメリカ合(州)国の生誕から引きずる根源的な問題、いまだに引きずっていることがよく理解できました。 要は、寄り合い所帯で、本国のイギリス法を借用しながら、利害が絡み合いながら打算で出来た憲法、そして、…奴隷制度を持っているゆえの、打算。 ピューリタンの独善的な考え方が根幹にあり、また、たまたま、第一次世界大戦で経済大国になってしまったが、歴史と伝統がない国、アメリカの限界性がよく解りました。 そんなアメリカから押し付けられたGHQ史観に騙され続けるエセ日本政府、マスゴミ、許せないと思います(怒)。続きを読む
投稿日:2017.01.12
shyamazaki69
書名に正面から向き合う内容ではなかったが、アメリカという国を知る上でこれはこれで一つの参考になった。
投稿日:2015.02.01
konchan
共産主義の旗手ソ連が崩壊し、民主主義、資本主義の旗手アメリカが唯一の超大国になれたのは、民主主義、資本主義が優れていたというより、共産主義よりは少しだけマシで現実的だったから、という気がならない。 ど…んな制度も老化し劣化するが、民主主義、資本主義に変わるシステムを生み出せない私たちは不幸であり、そんなことをしなくてはならないほど切羽詰まっていないと言う意味で、幸福な時代の幸福な国で生きているんだとわが身を振り見て思う。続きを読む
投稿日:2013.11.21
tsukky09
アメリカの成り立ちを憲法などの観点から見ている。漠然としか理解していなかった彼の国について理解を深めるにはよい本。現状起こっている様々な事柄の背景も憲法や国の成り立ちに依存しているというのも興味深い。
投稿日:2013.04.07
haru2012
合衆国憲法には民主主義も投票権も幸福追求権も謳われていない。社会の深層にある理念や理想こそが本当の“憲法”だった。 ことあるごとに日本のお手本になってきた、すばらしきアメリカ。それは憲法ではなくアイ…デアだったと。続きを読む
投稿日:2013.02.13
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