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芥川龍之介 / 新潮社 (205件のレビュー)
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とろ
羅生門、邪宗門が個人的には面白かった。人間の本能、卑しさがむき出しで描かれているストーリー構成に引き込まれた。基本的には会話で物語が進行され、昔の用語(注釈あり)が多くいため、ストーリーを追うのが大変…で難しかった。スラスラ読めたらもっと楽しめたと思う。続きを読む
投稿日:2024.05.12
司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)
「京の都が、天災や飢饉でさびれすさんでいた頃の話。荒れはてた羅生門に運びこまれた死人の髪の毛を、一本一本とひきぬいている老婆を目撃した男が、生きのびる道を見つける『羅生門』。あごの下までぶらさがる、見…苦しいほど立派な鼻をもつ僧侶が、何とか短くしようと悪戦苦闘する『鼻』。ほかに、怖い怖い『芋粥』など、ブラック・ユーモアあふれる作品6編を収録。] 羅生門 芋粥 袈裟と盛遠 邪宗門 好色 俊寛 鼻 運 「歴史ものなら『羅生門』『地獄変』『藪の中』 童話風なら『蜘蛛の糸』『杜子春』『魔術』 作文のお手本みたいな味わいの『蜜柑』『トロッコ』『沼地』 ウィットを感じるなら『煙草と悪魔』『首が落ちた話』『戯作三昧』『鼠小僧次郎吉』『尾生の信』 艶っぽいのは『お富の貞操』『葱』『好色』『世之助の話し』 上質のユーモア『糸女覚書』 古典的、男女関係の機微『秋』 ひと理屈こねたい『侏儒の言葉』『河童』『或阿呆の一生』 キリスト教に関心があるなら『西方の人』 雑記なら『澄江堂雑記』 芥川は、よくお勉強をして書いた作家であり、わかりやすい、型があって読みやすい本。「深みが足りない」「頭でこさえた小説で実人生の哀歓をとらえていない」などと評価されることもあるが、私は若い頃に芥川にめぐりあい、ほとんど全作品を読んでしまうほど楽しんだことをとても良かったと考えている。」 (『短篇小説を読もう』阿刀田高 岩波ジュニア新書 2005)続きを読む
投稿日:2024.05.09
adach2k
久々の芥川龍之介の再読。大河ドラマ(光君へ)で関心を集めている平安時代初期の時代背景に注目。近代小説家(自然派と言われた人々)の有名人の一人である芥川龍之介の作品から王朝物文学の傑作を読む。良く勉強し…ているのにはただただ驚くばかり。 続きを読む
投稿日:2024.02.29
2036578番目の読書家
この期に及んで何故か芥川に立ち返ってみた、私も幼い頃自堕落な生活からドラマを産んで小説家になって20代で世間を騒がすような狂言自殺をすることに憧れた時期があって、この時代の小説を読んでいると本当に死ぬ…ことに興味が湧いてきちゃう。人間のエゴイズムをここまで描き切ったのは日本で初めてなんじゃないかなあ。生きるための悪に、生命力と美しさを感じる瞬間すらある。私が死んだら全然髪の毛抜いてカツラ作っていいよ!!ブリーチ毛だけど。続きを読む
投稿日:2024.02.24
香月
1.おすすめする人 →日本文学に興味がある、定番を読んでみたい 2.内容 →芥川龍之介の書く内容が独特で 着いていくのに必死だった。 少しでもいいから、日本史を勉強しておくと 読みやすいのか…もしれない。 羅生門は不気味さが勝ってしまった。続きを読む
投稿日:2024.02.15
Mizusaki
読みにくくてしょうがなかった。 いずれまた読むことになるだろうなって感じでした。 好色は読んでいて好きな感覚はあった。 邪宗門に関しては本当に読んでいて退屈で眠くなった。理由は単純に読みにくいから。 …ガンガン飛ばし読みしました。 続きを読む
投稿日:2024.02.14
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