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古川武彦, 大木勇人 / ブルーバックス (26件のレビュー)
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わ
雲ができる仕組み、雨が降る仕組みなど、初歩の初歩部分が分かりやすく説明されている。ただど素人の私は4章風のしくみあたりからついていくのがしんどくなってしまった。平易な文章ながら中身は結構本格的なので、…しっかり腰を据えて読んでいく必要がある。続きを読む
投稿日:2023.08.06
鈴華書記
2021年のノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎は,二酸化炭素の温暖化影響を予測したことで知られる。 気象学と一言にいっても,本書の副題に「雲・雨・気温・風・天気図」とあるように扱う範囲は広い。そのガ…イドとして本書は優れていると思う。必要な前提知識はそれなりにあるが,特に熱力学の知識が活きてくる。続きを読む
投稿日:2021.12.17
音城セイ太郎
中学校の理科を身につけていれば理解できるように気を配って記述してある。との前提だが、どうやら自分は中学レベルの理科が身についてないようでした。 気象学は目に見えない力を理解する必要があるので、初めは…写真やイラストが多い物をセレクトする方が理解度は上がると思う。この本はページが進むごとに難易度が上がっていく。多少のイラスト等の図解が挟まれるが基本は文字メインなので注意したいところ。 ただ、なぜ風が吹くのが多少理解出来たハズ…なので他の気象学本も通過した後また読み返してみたい。続きを読む
投稿日:2021.05.24
おぬま
図書館にて借りた。 雲のしくみ、雨のしくみ、…と気象学の基本的なところを学べる。中学レベルで理解できるので分かりやすい。
投稿日:2021.04.15
コナン.O.
古川武彦(1940年~)氏は、気象庁研修所高等部(現気象大学校)及び東京理科大理学部卒。気象庁の航空気象管理課長、予報部予報課長、札幌管区気象台長、(財)日本気象協会技師長を歴任。現在は、気象一般に関…する講演・執筆・コンサルタント等を行う「気象コンパス」を主宰。気象学についての著書多数。 大木勇人(1964年~)氏は、千葉大理学部卒、科学書・教科書の編集と執筆等を行うフリー・サイエンスライター。 本書は、気象学について深く知りたい一般読者と、気象予報士をめざす人びとの両者を対象にしており、気象のしくみを、その原理からわかりやすく、丁寧に図解している。 具体的な章立ては、1章:雲のしくみ、2章:雨と雪のしくみ、3章:気温のしくみ、4章:風のしくみ、5章:低気圧・高気圧と前線のしくみ、6章:台風のしくみ、7章:天気予報のしくみ、である。 私は文系出身ながら、多分の例に漏れず、毎日のようにTVで見る天気予報の気象予報士の説明がもう少し論理的に理解したい、更に、天気図を見て数日間の天気を自分で見通したい、という理由で本書を手に取った。 通読して、共著者は中学理科の知識で理解できるように気を配った(加えて、高校物理の知識が必要な場合は丁寧に解説した)としているとはいえ、正直なところ消化不良な部分も残ったが(おそらく「知識」が問題なのではなく、何十年も社会人をやっていると、この種のものを「理解」する力が衰えていくのだろう。。。悲)、間違いなく天気予報・天気図の見方はそれまでとは変わったし、これからも本書を参照することにより更に理解が深められるのではないかと思う。 ブルーバックス・シリーズならではの、網羅的かつコンパクトにまとまった良書といえる。続きを読む
投稿日:2020.11.27
yoshio70
◯学生の頃の理科で学んで以来、懐かしさと共に読んでいたが、やはりほとんど覚えていなかった。思い出しながら読んでいた。 ◯内容としては、図解も多く、解説も丁寧で分かりやすい。しかしら知識の定着には何度か…読み直さねばならない。 ◯しかし、天気予報で流れる天気図を見ると、なんとなく風の流れ、天気の移り変わりが自分なりに読めるようになって、より興味が湧いてくる。面白い。続きを読む
投稿日:2020.02.15
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