【感想】新しい国へ  美しい国へ 完全版

安倍晋三 / 文春新書
(48件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
13
10
15
3
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • ちょるる

    ちょるる

    明確なビジョンを持って日本のために闘った政治家、安倍晋三。言語化されたビジョンはいたって真っ当で日本の未来を真剣に考えて出てきたもの。彼らのように志を持って行動力がある政治家がもっと増えることを願う。

    投稿日:2024.05.01

  • まみ

    まみ

    読んでよかった。元安倍首相の国家観、リーダー像、福祉・経済のあるべき姿、外交スキル、それらを形成する幼少期や20.30代の経験(原点)を覗くことができた。安倍さんにも留学したり、大企業の社長として活躍してた時期があったとは。

    「スキャンダル案件はいくつかありつつも、それに勝るユーモアとリーダーシップがある、やり手な政治家」と言う印象から、「広く深い知識と多様な経験を持ち、確固たる信念に基づいてリーダーシップを取ってきた人」という印象に変わった。

    国の安全、福祉、経済など複雑み絡合い、かつダイナミックな課題について、本当に自分ごととして捉えて、考え、行動し続けている人だから書ける文章だなと思った。同時に、自分は安倍首相の意見に対する意見を持てないことに気づいた。安倍さんのように生きることはできないけれど、私も、もっと勉強していきたい。
    続きを読む

    投稿日:2022.10.16

  • nobu2kun

    nobu2kun

    『#新しい国へ』

    ほぼ日書評 Day641

    安倍さん本は、いったんこれで打ち止めかな。
    本書は、第二次安倍内閣発足と期を同じくするDay639より、さらに遡り、第一次内閣発足の2006年刊の『美しき国へ』に最終章を書き加え(以外は全く筆を加えていないという)、2013年頭に刊行されたものである。

    「暗殺」からこちら、時代を遡るように諸々読んできたが、ひとことで言えば、なるほどブレていないということになろうか。

    Amazon書評等で低評価としているもののコメントは、実に重箱の隅をつつく類のものばかりで、できれば大所高所から安倍さんが示した道筋がいかに間違っていたかを教示願いたいものである。

    平成初期にも話題が及ぶのだが、カンボジアPKOに関する記述が感銘深かった。

    「実際、国会の議論と現地の実情は、大きく乖離していた(…)機関銃は、二挺では軍事活動になるから、一挺にせよとか、およそ情緒的な議論だった。機関銃というものは、一挺では百八十度しかカバーできない。二挺装備してはじめて、後ろも前も三百六十度カバーできるものなのである」

    現実には(奈良の事件において)後ろを守られていなかった安倍さん、なんとも皮肉かつ暗示的な記述ではないか。

    https://amzn.to/3pKZOa5
    続きを読む

    投稿日:2022.08.26

  • 春眠

    春眠

    安倍さんの政治に対する熱意や日本国や国民に対する一貫した姿勢がよくわかる1冊。難しいことは書いてなくて、政治に詳しくない私でも読めた。若者のために書いた本だと最後に書いてあったが、自分自身、今まで政治について何も知ることなく生きてきたことを恥ずかしく思う。日本国の歴史や政治、その背景について、これから知っていきたいと思った。事件が起きてから購入したが、本当に惜しい方を亡くしたと、ご本人もさぞや無念なことと思う。続きを読む

    投稿日:2022.08.07

  • 凌駕プレス

    凌駕プレス

    おやめになってからも「桜」は散らず、なにかとマスコミに登場する安倍晋三氏の表題作を今更拝見。
    わたしは、安倍氏とは生年月日が3日違いの同年生まれである。というより、同じ時代を生きてきたといえる。だが、これほどまでに異なるお考えとは・・。
    この方の語りには主語がない。「おわりに」で「わたしが十代、二十代の頃、どんなことを考えていたか」と自分の心情を語ったと書かれてはいるが、父・晋太郎氏の苦労話は書かれていても、ご本人の話はなにもない。そう、64年のオリンピックの話は、同い年として共通の感覚はもった。あの頃の日本人の高揚感は小学生でも十分に理解できた。安倍氏は、「幼いながらに」と表現しているが、安倍氏の語りには浅薄な出来事のようにしか伝わらない。造船労働者の息子の私に、エスタブリッシュメントの気持ちはわからないのかもしれない。三無主義とかいわれ、全共闘世代とあとの世代に挟まれた「焦れるような」十代、二十代ではなかったことは確かだ。私のように。「政治提言の本ではない」らしいが、民権より国権を重視するお考えは、7年8カ月のあいだ嫌というほど聞かされました。
    靖国の英霊を語るにしても、ご祖父をはじめとする旧国体についてどう思われているのか。アーリントンと靖国を同列に語ることには違和感しか覚えない。歴史認識を語らず、歴史修正主義的な雰囲気だけを醸し出す。この方の思う『美しい国』は何なのだろうか。
    安倍氏の嘘と言い訳、民主主義を語りながらも強行採決を繰り返し、危機感をあおる。教育を語る前に、ご自分の倫理観について、ぜひお聞かせいただきたい。
    総理をやめて健康になられたようだが、国権派のボスになりたい感が、相も変わらずにじみ出ております。自民党の民権派の方々は、どうしたのだろうか。
    続きを読む

    投稿日:2021.01.09

  • matttttsun

    matttttsun

    「外国人とコミュニケーションをとるには、外国語がうまいだけでは無意味。自らの文化に対する知識が重要」

    留学したことがあると国際人であるは同義ではない。

    投稿日:2020.05.17

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。