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はなさくら, 黒埜ねじ / シャレード文庫 (3件のレビュー)
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彩波(いろは)
このレビューはネタバレを含みます
大学生の雪弥は、シーズンになると雪山でアルバイトをしながら、休憩時間に滑るスノーボーダー。 そんな雪弥の目を釘付けにする滑りをする男がいた。 プロ並みにダイナミックな滑りを披露した彼は、実は雪弥が幼い頃に一緒に遊んだことのある翔だった。 かつて、親子で雪山に遊びに来ていた雪弥は、近くでロッジを経営する夫婦の子である由紀と、その従兄弟である翔と三人でよく遊んでいたのだった。 いつしかその習慣は、雪弥の両親が忙しくなり、雪山にこれなくなってしまったことでなくなってしまい、雪弥の中では思い出になっていた。 雪弥は翔との再会を喜ぶけれど、翔は素っ気ない返事。 それどころか、拒絶するような言葉を投げつけられて、雪弥はショックを受ける。 二年前のもう一人の幼馴染を事故で失った事件、それが翔の心を頑なにしているんだ、 ということを知った雪弥は、何とか翔との距離を縮めたいと願うけれど…… という話でした。 雪山で出会った幼馴染を癒やしてあげたくて必死に頑張る話。 王道と言えば、王道なのかしら? 心に傷を持つスノーボーダー×健気な大学生、という感じです。 最後少し悲しかったんですが、これはこれで、二人に必要なことだったんだと思います。
投稿日:2013.06.09
usamomo21
すごく健気で良かったです。とくに後半が切なく盛り上がって行く感じで、楽しめました。再会モノだけれど、感じのいい再会ではなく、心に深く傷、罪を背負った翔とそれを癒したいと思う雪弥。内容的には暗い感じのお…話なんですが、そういう印象は受けずすごく読みやすかったです。その罪から完全に開放されたわけではないけれど、翔はこれから前向きに過ごして行けるんだろうな~。ラストにちゃんとCPになったんだけれど、もう少し甘いのを読みたかったのがちょっと物足りない!!続きを読む
投稿日:2012.02.26
mazima123
作家買いですがさすがはなさくら先生!今回も楽しませてもらいました。可愛い受を書かせたら右に出るものはいないんじゃないでしょうか(笑)今回の受も健気でとても可愛かったです。
投稿日:2011.12.21
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