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高尾理一 / ショコラ文庫 (4件のレビュー)
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ダイバー
(あらすじ) 百年前の先祖と英国貴族の悲恋に憧れてウィンベリー伯爵家を訪れた高木戸 凛は、当主のヒュー・マーカスにいきなり財産目当ての詐欺師呼ばわりされる。実は伯爵家には、高木戸家の子孫が訪ねてきたら…財産と屋敷を譲るべしという遺言が残されていた。凛が否定しても、彫刻のように端正で冷たく頑固なヒューは聞く耳持たず、凛は館に囚われる。しかもヒューの弟の企みで媚薬を盛られた凛は、色仕掛けで伯爵家を籠絡するつもりなのだと誤解され、激怒したヒューに抱かれてしまいーー。時代を越え惹かれ合う運命のロマンス! 続きを読む
投稿日:2021.03.03
shirotae16
高尾さん初読み。お伽話的な展開を、説得力のある文章で丁寧に書いているのに驚き。主人公も攻もそれぞれちゃんと芯が通っていてキャラとして非常に好感触で、え?これ本当にBLになるの?って思っちゃいました。 …苦境に立たされた主人公が、本当の自分の目的をわかってもらおうと攻と攻の妹相手に頑張るところなんて、読んでいてとてもワクワクしました。 ただ、だからなのか、BL展開がいささか唐突に感じられたみたいで。そうだ、これBLだった…となぜかガッカリしてしまった(笑)それぐらい序盤の流れは良かったです。 物語の背景をしっかり楽しめた分、恋愛面でのきっかけや収束が良くも悪くもBL的で、そこのところが個人的に引っかかってしまいました。けれど、元がしっかり書きこまれた物語なので、BLの王道展開が好きな人はたまらないかもしれません。続きを読む
投稿日:2014.11.23
ちびねこ
このレビューはネタバレを含みます
なんというか…もったいない。切なくもあったんだけど読み進めるにつれて、徐々に冷めていく…(T-T) 頑なに受けの主張を否定的に捉えていたのに、いきなり嫉妬?ともつかない感情で受けを抱くの?そして、出会ってから衝突ばかりしてきたのに、一線を越えただけでそれこそ百年の恋をしてきたかのような情感が安っぽく感じられた。 攻めの心情をしっかり描写できていたら面白かっただろうな…もったいない。
投稿日:2014.05.25
野々
百年前のご先祖の悲恋からはじまるロマンス…… といったら、どんなハーレクイーンだ、って感じですが、 いい感じに王道を消化していますので安心して読めます。 疲れたときの清涼飲料水というような印象のお話に仕上がってます。 なので、じっくりどっしり構えて読みたいときには物足りない。 丁度病気療養中に読んだので、ほっこり幸せな気分で読了。 そしておまけのペーパーと書き下ろしがいいですね。 英国貴族と日本の庶民の価値観の違いをうまく表現してます。 それがすれ違いの最大の原因なわけですが、いつもBLの攻様に 対して思うのは『とりあえず人の話聞けよ』ってとこ。 落ち着いて人の話聞いてりゃ、こんな分厚い文庫にならずに 100Pで終わってるような内容なんですが、このあーだこーだ のしょうもない話が安心して読めて楽しかったです。 初読み作家さんですが。文章も癖が少なく読みやすかった。
投稿日:2013.10.29
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