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富永浩史 / 歴史群像新書 (1件のレビュー)
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狐舞
なんとなく中途半端な印象でスッキリしない。どちらかと言うと人間ドラマよりの作品であったが、そうだとすると少し説明が足りない感じで、なぜ番場たちが戦艦をこれほどまでに憎むのかがいまいち伝わってこない。…この辺りがもう少し明らかになれば番馬が時折見せた苦悩のようなものの印象も変わってきたに違いない。誘導弾を搭載し、発射するまでに相当かかったが、これはしかたがないだろう。何しろ一方的に相手を屠ることが出来るだけに、発射してしまえばそれで戦いが終わってしまう。欲を言えばもう少し景気よく撃ちこんでもよかったような気もする。続きを読む
投稿日:2013.09.15
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