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山田風太郎 / ちくま文庫 (6件のレビュー)
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sankakuyaro
一気に結末に向かってゆく展開は、上巻の時間の流れとは違い少し急ぎすぎの感じ。赤井の豹変ぶりも唐突すぎる気がする。 しかし記憶に残る娯楽小説で評価は星5つ。
投稿日:2021.06.12
kwosa
感想は概ね上巻の方に書いてしまいました。 下巻、この物語のエンディング、決着のつけ方がいい。 痺れました。 上下巻、読んでよかった。楽しませてもらいました。 ちくま文庫版の下巻には3つの短篇が収録。… なかでも「絞首刑一番」がおもしろかったです。 構成の妙。 読み終えて、あらためてタイトルに唸りました。続きを読む
投稿日:2011.12.19
ficus712
うぉおそうくるか! なんか、なめててごめんなさい。ぼんやーりしたまま終わるんだと思ってた。ていうか上巻と雰囲気が全然違う。歴史上の人物がちらりちらりと登場するのが「幻燈」のような明治を浮かび上がら…せるのに一役買ってる感じがする。 明治って何だったんだろうね。 全集だからか、短編が三編ほどあったけど、どちらも後味わるい(嫌いではない)…女って怖い…続きを読む
投稿日:2011.12.13
no73m
下巻に入り物語はさらに加速。自由党を巡る騒動が激しさをます中、登場人物の意外な正体が明らかになり、干兵衛の過去の因縁にも決着が。 自由民権運動という革命の正体や、それをも利用する政府の非情さを暴き立て…る批判精神も素晴らしい。続きを読む
投稿日:2011.11.10
myjmnbr
幻想ホラー歴史スパイ小説!? すげー贅沢。 歴史の波に乗り遅れた人々の哀愁。死に場所を求める哀しい男達。
投稿日:2011.09.24
りん
山田風太郎の明治モノは、「シリーズ」でひとくくりに出来ない 特に秀逸なのがこの『幻燈辻馬車』です。
投稿日:2008.06.16
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