【感想】旅人 国定龍次(上) ――山田風太郎幕末小説集

山田風太郎 / ちくま文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 茶山

    茶山

    編者解説によれば、「著者自身が「当時実在した有名な侠客たちをすべて動員した」というだけあって、お馴染みのキャラクターやエピソードが物語の随所で活用されており、山田風太郎のストーリーテラーとしての技巧をたっぷりと堪能することができる」とあり、それは全く仰るとおりでござんした。
    始まってしばらくは、国定忠治の息子と薩摩の凄腕浪人との呑気で愉快な旅日記ですが、次第に幕末の動乱に否応なく巻き込まれ、凄絶な生き様を演じる龍次とおりん(許嫁)に、正真正銘涙しました。
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    投稿日:2023.02.26

  • straysheep346

    straysheep346

    風太郎先生の作品にしては、珍しく痛快で楽しい股旅物。
    でも、この楽しい感じじゃ終わらないんだろうな・・・、きっと。

    投稿日:2011.07.26

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