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陳建一 / 東洋経済新報社 (9件のレビュー)
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satomshr
おいしい料理を作るため、というよりもお客様に喜んでもらうために、陳さんが考えていることを記した本。料理の段取りだけでなく、経営、人材育成、仕事の姿勢など、幅広いトピックスについて書かれている。喜んでも…らうためなら、イベントにも出るし、料理教室もやるし、厨房も見せる。陳さんの人柄が(厳しさも含めて)よく分かった。続きを読む
投稿日:2023.11.27
RA101E
やや古くさいことばですが、「段取り7分」と社会人に成り立てのころ、一番エライくらいの人から言われたことを思い出しました。 ゴールから想像する、とかフレームワークとか、いろんな言い方があります。表現が違…ったとしても、一番大切な状態が何かを考え、確実にその状態にいたるまでの想定を繰り返すことはたしかに必要なことです。 料理はとても象徴的な題材ですし、陳さんが「中華の神様」の2代目であることもまた、ことばの重みを増しています。陳さんの語ることばが、豊田章男さんが車づくりに対して使うことばと共通点が多いことにも気づかされました。続きを読む
投稿日:2016.12.06
penkichi0079
料理人・経営者としての段取りの方法論が述べられてる。1500人分の料理を準備した経験、料理の鉄人で鍛えられた段取り力の話などが印象的。著者の料理人としての厳しさ、優しさが感じられる一冊。
投稿日:2013.12.30
Pecteilis radiata
何をやるにしても自己満足ではいけない。自分を中心に考えているとうまくいくものもいかなくなる。そのためにはいかに相手のことを思うか、何をすれば一番喜ばれるか常に現場で判断しなければならない。 陳さ…んは、それを体で習得しているということが感じられる。すべての料理家がこの考え方を持つ必要はないと思うが一つのサービス業界の打破には必要なのかもしれない。続きを読む
投稿日:2013.04.14
kaerucompany
飲食店で働く人には、みんなに読んで欲しい1冊。こんな思いで料理を作る料理人さんが作る料理は、美味しいに決まってる。文中の料理人はサービスマンだ。という言葉が印象的。学ぶ所、感動する所満載の1冊に文句な…しの星5つ。続きを読む
投稿日:2013.02.18
nagisa-shiosai
単なる話好きで、ニコニコしている中華のおっさん(失礼!)と思っていたが、ベストの料理をベストのおもてなしで提供出来るよう、常に考えているオーナーシェフだった。 まだ日本に「四川料理」というジャンルが…知られていない頃、日本で始めて四川料理専門店を立ち上げたお父さんでもある先代。二代目として、グループの総帥として、シェフとして辛い厳しい事も多々あったかと思うが、常にお客様に喜んでもらえるよう努力されているのは、レストラン業だけでなくすべての職種に当てはまる事だと思う。 13/01/06-4続きを読む
投稿日:2013.01.06
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