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上野正彦 / 朝日文庫 (4件のレビュー)
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色黒図書館
昭和と平成の死体の違いについて、書かれてあった。 初めから性についてのことが書かれてものすごく驚いたが、監視医という仕事の流れや、様々な病気や体の反応について書かれていて 監視員という身近にない仕…事をしることができた。 また、少し興味を持った。 最後に、神がいない死体という題名の意味が書かれてあった。 納得する話で、私たちの暮らす現代がいかに、便利で楽で暖かさのない、冷たい時代なのかが分かった。 もっと自分も素敵な人間になりたい。続きを読む
投稿日:2021.03.04
アルファ
孤独死や、孤独を紛らわせるためのオナニー中に亡くなったご遺体。平成の世相を反映するようなリアルなエピソードが多いのがグッとくる。 そういった場合でも遺族に配慮して(実際ラブホテル内で情事の最中に亡くな…ったとしても)「通りすがりの、ホテル前でご家族が亡くなりました」と伝えるという配慮。うーん、色々考えてしまう。 かつては精神論でスポーツ中水を飲むな等言われていたことが、正確な医学的見地から改善がなされたなども昭和の時代からの変遷だろう。 これまでの著書よりもややボリュームが少なく1つ1つのエピソードをあっさり読み終わってしまうのでもうほんの少し増ページされてても良かったかな。続きを読む
投稿日:2019.10.22
あるふれっと
面白い。検死官ならではの、一般人じゃ知りえない、終末の数々にそれぞれドラマがあることを思い知らされる。数々の死にまつわるエピソードを紹介されるだけで、自然と自分の生き方死に方を考えさせられる。
投稿日:2012.12.27
pomerara
このレビューはネタバレを含みます
死体の検死・解剖によって解き明かされる、意外な死因と時代の移り変わり。わかりやすく書かれているので専門的な話もスッと入ってきますね。刑事ドラマとか見る時の楽しみが増えそう。死因が扇風機の話には驚きました。 (2012年2月27日購入・読み始め、2012年3月26日読了)
投稿日:2012.03.27
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