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犬村小六, 小川麻衣子 / ゲッサン (12件のレビュー)
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夢色
このレビューはネタバレを含みます
【あらすじ】 ひと夏の恋と空戦の物語、ついに最終巻! シャルルとファナ。一介の傭兵と次期皇妃の許されぬ恋の行方は!?ゲッサン掲載時に大きな反響を呼んだ感動のシーンもカラーで収録!感動の最終巻!! 【感想】 シャルル任務完了。とうとう二人の別れの時。この時初めて二人は一番近くで、それぞれの思いを伝えあったんじゃないかと思う。結局は、皇室の使いの者に引き離されてしまう。分かりきっていたことだったけれど、やっぱりやり切れなかった。身分の違いのせいで、ずっと一緒に戦ってきて、強い絆も生まれたファナとシャルルは、もう会うことも許されないなんてあんまりだと思った。 シャルルとファナはきっと同じ気持ちだったんだと思う。シャルルがファナの元へ戻ったのは。そして、ファナの前でサンタ・クルスで大空を舞った。ファナはきっとその光景を永遠に忘れないだろうなと思った。たとえ二人が結ばれなくても、最後に笑顔を交わして別れたそのさよならがすごく素敵で、そんな愛の形もあるんだなと思った。本当の本当は結ばれて欲しかった。でも、ファナがシャルルのおかげで生まれ変われて、シャルルはファナのおかげでかけがえのない思い出と愛を知ることができたのではないかと思う。とても素敵な物語だった。
投稿日:2017.08.27
aktio
完結巻。切なさ爆発。読み切りも載っていますが、SFチックな切ない恋物語は持ち味なのかな。 話は心無い私は評価できず。
投稿日:2014.01.14
myomya
別離とファナの覚醒、読み切りが2本。 両思いなのに身分の違いを理解しまくって抗おうとしない主人公って、ちょっと珍しいよね。 ファナみたいな器量も度量もある人材が、あんな阿呆な皇子の元に嫁がなきゃならないかと思うとホントに残念でならない。 けど、逆に言えば皇子が阿呆だったからこそ天ツ上との和解などの活躍が出来たのかも知れないし、そもそもファナ姫が嫁がなかったら神聖レヴァーム皇国に未来はなかっただろうと思うと複雑な心境。 ていうか、あんな無能な皇子なのに、よくまぁ傀儡政権とかに陥らなかったと思う。 戦艦エル・バステルの艦長の名前がテロップで出ているってことは、この艦長は他の話で活躍してたりするのかな? まぁ、有能ではありそうだけど。 50年後に5年の歳月をかけて書かれた本を読んでるってことは、執筆し始めた当初はファナはまだ63歳だから、生きていてもオカシクないよね。 それなのに、その後の話とかを聞けなかったのだろうか。 劇場版は端折りすぎというウワサを聞いたことがあるけど全然そんなことないよね? それとも漫画版も原作に比べて劇場版並みに端折られてるってことなのかな? その後の話は読者が考えろってことらしいので・・・。 自分はシャルルの記録が残っていないのは、功績を立てすぎたシャルルを阿呆どもから守るためにファナが手を回した説を唱えてみる。
投稿日:2013.08.08
ソシール
余韻をのこしつつ、ファナの涙で終わった物語。後半は、小川先生の次回作「たった一人の地球侵略」のプロトタイプの短編も読める。
投稿日:2013.06.24
ivygeranium
良い感じにコミカライズされていると思います。劇場版を見る前に原作を読むのはちょっとという方にオススメです。ちなみに以外に巻末にある読み切りの話の空気が好きでした。ARIAとかが好きな人はあの読み切りは…好きだと個人的に思ってます。続きを読む
投稿日:2011.10.24
yanbararu
読後感が爽やか。 いい話でした。 一気読みがオススメですので、 ここまでこのコミックに出会えなかった自分に感謝(笑)。
投稿日:2011.10.22
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