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竹山道雄 / 21世紀版・少年少女日本文学館 (2件のレビュー)
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まりも
題名は聞いたことがあっても、読んだことはなく、手にとりました。古い本だけど、読みやすい。 作中で触れられるビルマの人々の性質や考え方、宗教感が印象に残りました。 われわれが国を出たときには、もう日本…人は腹をすかせて、毎日追いたてるように忙しく働いて、おそれおののいて暮らしていました。 それにひきかえ、この国の人は、おとなしく、弱く、まずしく、しかもそれに安住して、ただしずかに楽しんで生きています。そして、ひたすら心の救いだけを求めているのです。 著者は、近代化とともに日本が失ったものを、この時代からこんな風に思っていたんだなぁと感じました。 子供むけに書いた本だと知り、驚きました。続きを読む
投稿日:2022.08.04
Rikki
恥ずかしながら、きちんと読んだのは、これが初めて。 感動した。が、少年少女に読ませるよりも、大人に読ませる内容であると思った。先の長い子どもには、こんな暗い話を読ませるより、明るい話を読ませるべきだと…思う。続きを読む
投稿日:2017.12.24
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