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アガサ・クリスティー, 加藤恭平 / クリスティー文庫 (8件のレビュー)
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hazel8483
戯曲なので頭の中で 舞台を想像しながら読むのも楽しい。 誰々が上手から登場、とかね。 外交関係の仕事をしている夫の 前妻が結婚した男が書斎で死んでいた。 彼はその直前、前妻の実娘を連れ戻すと おどし…をかけに来ていたのだ。 犯人はその娘に違いないと思ったクラリサは なんとか隠蔽しようとするのだが。 と、倒叙モノっぽく始まって 死体を隠したところで 誰かの通報で警察がやってきて あっさり発見されちゃう。 ところが事情聴取をしている間に その死体がまた消えてしまうのだ! セットは客間と死体を隠す奥の書斎だけなのに こんなスラップスティックな話ができるんだ。 もちろん見えていないところでも 事件は進んでいるので それを会話で上手に騙してくる。 また日本版が上演されたら見てみたいです。続きを読む
投稿日:2023.12.19
quatorze
殺人事件は、基本的にコメディ。 クラリサは、死体を見つけた。どうやら夫の前妻の子が手を下した可能性がある。もう少しで夫が外交上の要人を連れてくる。隠すしかない! 叔父や友人に協力を頼んで死体を隠した…ものの、謎の人物の通報により警察がやってくる。死体を隠した扉を開けられてもう終わりかと思ったら、そこに死体がなかった。さあ、クラリサはうまく警察をごまかせるのか? 人が1人死んでいるドタバタ劇。出てくるキャラクターのクセが強いのはクリスティーのお約束。手がかりはちゃんとセリフやト書きの中にあり、犯人がわかってから読み返すとなるほどと思う。どこかで上演してくれないかな。続きを読む
投稿日:2021.08.02
bukurose
再婚した夫と引っ越してきたばかりのクラリサ。ある夜夫は急遽仕事で外出、執事達は週一度の外出日、招いていた客3人はすぐそばのクラブハウスに食事に、家には継子のピパと庭師。居間に入ったクラリサは男が死んで…いるのを発見する。そこにピパが隠れ部屋から現れ「そんなつもりは無かった」。ピパをかばい遺体をかくすべくクラリサは客3人を呼び戻す。そこへ「殺人の電話があったので」と警部がやってくる。誰も電話してないのに?? 殺人を隠すためにやった行動が、次々にほころびを現す。舞台となる居間で入れ替わり立ち代わり、かみ合わない会話が行われる。本の裏の紹介「クライム・コメディ」とあるように、犯人はみつかるがどこか喜劇だ。 舞台の見取り図をみながら俳優たちが右往左往する姿を頭に描きながら読む。これぞ演劇、という会話と動きの指示が書かれている。空港に夫が出かけ、そしてかえって来るまでの2時間くらいの出来事。ロングランになったというがうなずける。 1956発表 2004.6.15発行 図書館続きを読む
投稿日:2020.01.28
mario3
明るい死体コメディ。 戯曲のいいところは早く読めるところ。 だけど、かなり想像力がないと、うまく鑑賞しきれない。 クラリサが明るいので、いろんなものがボヤけているけど、笑っていいのかよくわからないス…トーリー。 怪しいやつがやはり怪しかった。 舞台で見てみたら印象が変わるだろうな。続きを読む
投稿日:2019.10.31
ゆべし
ねずみとりより面白い 展開はいきなりすぎるけれど、 エルジンは結局なんだったのだろうか… 絡みが余りなかったなぁー
投稿日:2012.01.14
kiyosi
このレビューはネタバレを含みます
外務省の役人ヘンリー・ヘイシャム・ブラウンの娘ビバを引き取りに来た前妻の夫オリバーの死。殺人が起きたことを隠そうとするヘンリーの妻クラリサと友人たち。しかし何者かが警察に通報。やってきたロード警部。警部の尋問に対し当初は殺人事件の存在を否定するが・・・。 2011年10月13日読了
投稿日:2011.10.13
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