【感想】雑巾と宝石(1)

手塚治虫 / 手塚プロダクション
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • さしみ

    さしみ

    手塚作品トップ10選出しろと言われたら上位に食い込みませんか?ダメですか。一位とは言いませんが。

    コーヒーキャンディのような作品だと思ってます。地味で、微妙な味で、主流ではない。でもたまに口いっぱいにほおばりたい。これほどマンガらしいマンガもないと思います。

    旅のカバンにこれを入れる時もあります。
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    投稿日:2009.12.09

  • トヨタヤスヒコ

    トヨタヤスヒコ

    いわゆるおとな漫画というと黒鉄ヒロシとか秋竜山、小島功などが思い浮かぶ。そういったタッチの漫画を集めたものだが、絵のタッチを変えただけであくまで手塚漫画だ。掲載作品は表題作の他「第三帝国の崩壊」「昆虫少女の放浪記」「スター・ダスト」「日付健忘線」「アポロはなぜ酔っ払ったか」「われ泣きぬれて島と」「やぶれかぶれ」「怪談雪隠館」とどれも軽くて毒気のあるおとな漫画である。「怪談雪隠館」以外は読んだことがなかったので楽しめた。
    タイトルにもなっている「雑巾と宝石」はまだ初期のおとな漫画で、絵のタッチは少年漫画のようだ。文法としてはおとな漫画にありがちなご都合主義的省略法を使いながら少年SFのような要素が主軸となっている。快速列車のように軽やかなテンポでなかなか面白いコメディーになっている。1982年当時のあとがきによると「雑巾と宝石」(1957年初出)が好評だったため『ひょうたん駒子』(1957年)を描き、後の『上を下へのジレッタ』(1968年)に似ていると書いている。
    「怪談雪隠館」(1969年)には『おばけ一家』(アダムズ・ファミリー)の真似をする一家が登場する。
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    投稿日:2009.08.24

  • 650さん

    650さん

    2006. 12月ナカバ 
    青年コミック短編集。全体的にはボチボチ。個人的には「われ泣きぬれて島と」は幼い頃に読んでトラウマ的なほどのエロチシズムにかられた。今読むとまったくエロくはないのだけれども。

    投稿日:2006.12.20

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