【感想】カラー版 カメラは知的な遊びなのだ。

田中長徳 / アスキー新書
(18件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • largeaslife

    largeaslife

    語り下ろし本のせいか、さらっと読める。主張が前に読んだのとほぼ同じということもあるのかもしれない。

    まあ、カメラ指南については、カメラマンだからこそ言える、という面もあると思うが、
    散歩カメラなどは、自分もやってみようと思う。

    意外で面白かったのが、工業デザインやブランドについての話。
    あえて「クラシック風」にしているようなデザインへの批判と、画一的なブランド志向の批判(ロレックスとか)は、とても共感できた。

    あとは、仕事ができそうにみえるのは、コンパクトデジカメを使っている人であって、ケータイカメラだといかにもできなさそうに見えるらしいので注意しよう。
    (500)

    [more]
    (目次)
    右手にライカ、ポケットにデジカメ。

    第一章 チョートク流 カメラ指南 十二カ条 いい写真とは、どんな写真か?
     その一 常にカメラとともにあるべし
     その二 バッテリーは常に切らさないように注意すべし
     その三 最初の1枚に、真実がこもっている
     その四 ファインダーを見るな
     その五 撮影現場の雰囲気を大切せよ
     その六 画像補正ソフトの使用はほどほどに
     その七 それぞれのカメラスタイルをつくろう
     その八 「散歩カメラ」に行きましょう
     その九 自分の写真を人に見せよう
     その十 新製品情報にだまされるな
     その十一 容量の少ないメモリーカードを使うべし
     その十二 RAWモードは使うべからず
    【コラム】チョートク流 メディア管理1
     デジカメデータは、貸しサーバーに保存

    第二章 チョートクのカメラの買い方・選び方 デジタルカメラの場合
     最初の1台に失敗するオヤジ
     最初はコンパクトデジカメ
     迷ったら一番安い製品がおすすめ
     カメラの価値と価格体系を壊したデジカメという存在
     デジカメは1年で2万円分
     デジ一は、中古の型遅れがおすすめ
     クラシックカメラの場合
     人間は無駄なことが好き
     銀塩カメラでリスクを楽しむ
     基本は中古カメラ店、専門店
     メリットの多い中古カメラ市
     インターネットオークション利用のノウハウ
     5万円から始めるライカ
     ソ連製のカメラはダメなのか?
     銀塩コンパクトカメラは賞味期限に注意
    【コラム】チョートク流 メディア管理2
     SDカードはとにかく出さない

    第三章 チョートクのカメラ風俗論
     デジタル一眼オヤジに物申す!
     カメラとTPO
     カメラブランド一考
     銀塩プリント VS デジタルプリント

     正しい工業デザインのあり方とは?
    【コラム】チョートク流 メディア管理3
     フィルムはショップを利用してCD-Rに焼いてもらう

    第4章 チョートクが教える撮影テクニック
     その一 人物を健康的に、自然な笑顔で撮りたい
     その二 街中で怪しまれずにスナップを撮るには
     その三 動いているバス電車から外の風景を撮る
     その四 ガラス越しに夜景を撮るには?
     その五 集合写真を撮るときのコツ
     その六 観光地の風景写真がどれも同じようになってしまう
     その七 夕暮れ時の光の乏しいときの撮影テクニック
     その八 パーティで人を撮るには
     その九 光っているモノを撮影するときは
     その十 オークション用に物を撮影するとき

    デジカメもライカもこれからは「第三信号系」を目指す
    続きを読む

    投稿日:2018.10.12

  • 道子

    道子

    10年近く前の本なので当たり前ですが、少し古さを感じる部分が多くありました。
    書かれた時代はもしかしたら、フィルムカメラからデジタルカメラへの転換期だったのかな?と思います。
    本人は「デジタル批判ではない」と断り書きを入れているものの、批判ととられかねない部分もあり、少しばかり息苦しさを感じました。
    しかし田中長徳さんがおそらく今も大事にしているであろう「基本」のような部分は、間違いなく、現在でも役に立つ教えがあります。
    続きを読む

    投稿日:2017.10.02

  • べあ

    べあ

    自分が好きな写真を撮る
    現場の雰囲気を大切に
    第一印象、大切に
    散歩が冒険になる
    見せること大事。方法がない。
    女性は、内側を見つめる道具として使う。

    投稿日:2014.12.31

  • YAJ

    YAJ

    このレビューはネタバレを含みます

    写真好きの大先輩の話を、のんびり聞かせてもらえたかのような一冊(編集者の質問に答えていく口述筆記だし)。

    昔のフィルム時代から、現在のデジカメまで知り尽くした著者の、肩ひじはらないカメラとの付き合い方がいい。 
    本書「知的」⇒続編「詩的」と続け読み。
    カテゴリを、あえて実用書でなく、エッセイとした。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2014.10.09

  • woodwood

    woodwood

    タイトルの“知的な遊び”という言葉とカメラの不思議とマッチする感じがいいなと手に取りました。

    ですが、なんだろう。こういう一工夫をすると違いがでるんだよ、といったカメラの楽しみ方や撮影のテクニックという内容だと想像してましたが、それよりは大人の趣味だから・・・という感じがして少し距離を感じました。

    旅先とかで写真撮るのはすごい楽しいんだけど、それだけで何の知識もない私には本書の中でわからない用語が出てきてちょっと残念。

    ただ読みやすい文章であり、カメラ好きの知人の話を聞いてみた、という考え方で捉えるとおもしろい本だと思いました。
    続きを読む

    投稿日:2014.09.29

  • ろん爺

    ろん爺

    カメラで遊びたくなりました。iPhoneのカメラからデジカメに持ち替えて遊んでみます。長続きする趣味になれば嬉しいです。

    投稿日:2014.04.01

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