新刊・予約
ランキング
セール
特集・キャンペーン
ジャンル一覧
詳細検索
0
山田風太郎 / 講談社文庫 (13件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
あしげ
これは、おもしろい! 数十年ぶりの再読だったが、こんなに面白かったかな。 転生衆6人まで、あっと言う間にやられてしまい、あれ? こんなあっさり?と思いましたが、最後の転生衆との対決は見事!またラストシ…ーンがいい!さすが、風太郎!続きを読む
投稿日:2024.03.07
高野
計略と柳生衆の見せ場がありつつも、最後はサシできっちり決めてくれる十兵衛。サクサク進むの良いですね。そうはならんやろ…って都合の良い事態も度々起こりますが。これが時代劇の美しき「型」でしょうか。 下巻…では父を討ち兄弟子を討たねばならない悲しいヒーローとしての面も見られます。 ただ、それぞれ思惑はあれど、結局は剣士として熱い勝負を望んでいるところが魅力的でした。 仲間を喪い、宿敵を失った十兵衛の、去り行く背中は寂しげです。 女体の艶っぽい描写凄くない?肌とか今にも香ってきそうで。続きを読む
投稿日:2021.02.23
kozokanto
このレビューはネタバレを含みます
映画とだいぶ違う。忍法帖を冠しないのは、蘇生は忍法ながら、柳生十兵衛と各戦士との一騎打ちは全て剣法だからでしょうね。忍法合戦を期待してたので少し拍子抜け、筆力はさすが山風あいかわらず抜群ですが。 ラスボス宮本武蔵(映画でラスボスだった天草四郎はあっけなくやられます。剣士でないから話としては合理的ですが、幻惑忍法つかって抗戦させたほうがよかったのでは)との闘いはさすがに丁寧に書かれてますが、個人的には尾張柳生兵庫助との2度の闘いと、最初の槍の名人宝蔵院胤舜との異種格闘技っぽい闘いの描写が好きでした。 敵にも味方にもなるまるで峰不二子(笑)なクララお品をあえて入れたことで物語にはふくらみがでましたね。柳生村の3人娘をめぐる争奪戦はなくてもよかった
投稿日:2018.10.03
剣竜
魔界転生下巻。対宝蔵院まではとても面白く、先を読みたくて仕方がないほどの吸引力があるのですが、その後が、面白いは面白いものの、少し単調になってしまうのが難点かなと思います。 魔剣士対十兵衛→なんらかの理由があって十兵衛に有利な事情が生じ、十兵衛が勝つ、というのを繰り返していくので驚きがなくなってしまうのです。 特に十兵衛と関係のある又右得門や如雲斎、但馬守の扱いをもう少し工夫すればもっと面白くなったのではないか、と思ってしまいます。 そういう意味では、但馬守を実質ラスボスに据えた深作版の方が、魔剣士の扱いは良かったかなと思います。 また、柳生十人衆や三人娘など人数は多いため話の焦点が散ってしまうのもちょっと惜しく感じます。これらのキャラクターではなく、本作に出てくる子供時代の関口弥太郎のように、有名な人物をうまく使っても良かったのではないかということがふと脳裏をよぎりました。たとえば、宗冬や連也などの有名人物を使って、話を回したら面白いのではないかな、と思った次第です。 とはいえ、やはり強いパワーを感じる作品で、定期的に読みたくなる作品です。
投稿日:2016.10.02
ohsui
感想はこちらでひとまとめ。 http://booklog.jp/users/ohsui/archives/1/4062645424
投稿日:2013.07.10
より
図書館で借りて読みました。読み終わるまで随分時間がかりましたが面白かったです。それにしてもこの本のカテゴリはファンタジーで良いのだろうか…何と言えばよいのやら。 日本人なら誰でも知っている腕に覚えあ…りの剣豪・武芸の達人たちのオールキャラバトル、と言うところでしょうか。ヒーロー側が一人なのは少し心細い所です。相手にとって不足なし、なのでしょうがもう一人ぐらい味方が居たらよかったのに。と、言う訳で男たちの熱き戦いはとても面白かったです。が。ヒロイン娘3人がなあ…。軒並み足手まといな感じで…個別認識出来ませんでした。しかもお色気サービスもなかったし。(笑)だったらお品さんの方がずっとヒロインポジションだし活躍しましたのでポイント高いかな(笑)続きを読む
投稿日:2012.05.24
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。