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水次祥子 / CCCメディアハウス (2件のレビュー)
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香菜子(かなこ/Kanako)
格下婚のススメ。水次祥子先生の著書。友人関係でも恋愛関係でも全ての人間関係に格上だとか格下だとかそういう傲慢な概念を持ち込む人は嫌われるし幸せになれないと思う。格上でも格下でも本人同士が幸せならそれで…いいだけの話。格上だからとか格下だからとかそれだけを考えるのは違うと思う。続きを読む
投稿日:2019.07.21
yasz
いつもお世話になっている図書館の「新刊書コーナー」に置いてあったので手に取ってみました。 「格下婚」というネーミングには読み終わった後でも違和感があるのですが、著者である水次女史の言いたかったこと…は、結婚しても主導権を取れるような相手を選んでおくと「ストレスフリー」の快適な生活が送れるということのようです。 私が思ったのは、通常の結婚をしても上手く行っている殆どのケースは、妻が自分の考え方を言えて何かを決めるときの主導権を持っている、またはそれを旦那がそれを尊重しているのではないかと思いました。 仕事を続けてバリバリと稼いでいる女性に共通しているようですが、男性と常に争って彼らに勝ち続けたいという信条が、結婚相手を選ぶときにも現れているような気がしました。 以下は気になったポイントです。 ・格下婚の特徴は、結婚相手の条件に男の「肩書き」「経済力」が入ってこないこと、彼が持っているものでなく彼自身に目が向けられる(p36) ・世の中には「鬼嫁:専業主婦だが家事は殆どしない、夫に気遣うこと無く自由に振舞う」と呼ばれる主婦もたくさんいるが、格下婚を目指す女性は、どうしてもこの行動ができない人達である(p49) ・格下婚を目指す女性が若く見える理由として、1)眉間にシワを寄せることが少ない、2)気兼ねなく自由にお金が使える、3)若い夫に合わせていると、自分も若返る、である(p53) ・キャリアウーマンは、年齢を重ねて仕事で成功すればするほど、恋愛や結婚が難しくなる、自分と男性のあいだのバランスが崩れるので、それが今の自分の正常な形であると発想の転換をすることで格下婚が身近になる(p63) ・格下婚を目指している女性は、殆どの人が非常におしゃべり、よくしゃべる女性と一緒にいると男性側はラクなので格下の男性に合っている(p67) ・最終的に何が重要かを考えたときに「一緒にいると、ほっと安心できる」ということ(p77) ・強い女性に惹かれる男性というのは、「自分にだけ弱い部分を見せて欲しい」という願望がある(p89) ・共同生活をするに当たってトイレやキッチン等の使い方について耐えられないのが、ただの男のルームメート、多少のことなら我慢できるのが「結婚相手」である(p98) ・年齢カミングアウトは、殆どの場合の格下婚をするに当たっての、相手を見極めるための試金石である(p114) ・本書は格下婚を勧めているが、状況が変われば、必ずしも格下婚というスタイルにこだわることはない、ということも提案している(p153) 2010/08/15作成続きを読む
投稿日:2011.11.06
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