【感想】空想犯

安野光雅 / 講談社+α文庫
(1件のレビュー)

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ブクログレビュー

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  • じゅう

    じゅう

    画家であり装幀家、絵本作家でもある安野光雅のエッセイ集『空想犯』を読みました。
    安野光雅の作品はうん十年前に読んだ絵本(作品名は失念)以来ですね。

    -----story-------------
    眼力、嘘力、発想力が急増!人生が愉快になる!!
    日常を非日常に、平凡を非凡にしてしまう、あっぱれな手法とは!?
    空想の名手が繰り広げる、脳直撃の刺激薬。
    空想犯アンノの共犯者にさせられてしまう本!

    1938年10月30日午後8時すぎ、アメリカで緊急ニュースが流れた。
    「火星人が着陸した」というのである。
    目撃者へのインタビュー、大統領の声音によるメッセージなどをまじえたニュースだった。
    かのオーソン・ウェルズの演出による、H・G・ウェルズの『宇宙戦争』のラジオドラマだったが、アメリカ中がパニックに陥った……CBSは75万ドルの請求を受けたが、それは却下された――これはアメリカの空想犯の話。
    空想犯アンノが極上の空想法を伝授。
    ●ハードカバー文庫
    -----------------------

    空想をテーマにしたエッセイ集……1979年(昭和59年)に平凡社から『空想工房』 として刊行された作品の一部を改題、再編集した文庫化した作品です。

    着眼力、嘘力、発想力が急増! 日常を非日常に、平凡を非平凡にしてしまう、あっぱれな手法とは? 空想の名手が繰り広げる、脳直撃の刺激薬。空想犯アンノの共犯者にさせられてしまうハードカバー文庫。

    空想の力と技術について、さまざまなエピソードや考察を綴った随筆集……文章がとても面白くて、空想の世界に引き込まれましたね、、、

    特に、『ABCの本』の制作過程をイラスト付きで語った『ABCの本』、独創的なデザインの年賀状を紹介した『年賀状グラフィティ』、遠近法について解説した『遠近法の錯覚』の話が印象的でした。
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    投稿日:2023.12.09

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