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林真理子 / 角川文庫 (66件のレビュー)
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林真理子さんのエッセイ読みやすいと友達から聞いて久しぶりに手に取った一冊。 プライド、妬み、嫉み、もちろん私も心の奥底に持っているはずなんだけど、うーん...なぜかなかなか共感できずでした...
投稿日:2024.01.22
ルャニ
潔い!でもそんな中にもねちっこさは全然残ってます。自分のことを卑下しておいて褒められたい気持ちもプンプンのいやらしさ、ただ、そう思われることもわかって書いているんだろうな〜 自分と考えることがだいぶ…重なっているな、多分みんな同じぐらい性格悪いと信じたい続きを読む
投稿日:2024.01.05
ねむりねこ
~「よしこれを集められるだけ集めてみよう」何日ぶりかに私に芽ばえた、非常に建設的な考えだった。「不採用通知のコレクションのために」と考えると、どんなに遠い会社へも明るい気分で行けた。日に日に封書はたま…っていく。こうしてみると、大きさもまちまちで青、白とあってとてもきれい。通知の内容も、「貴意にそえず」という高びしゃなものがあるかと思えば、「せっかくおいでいただき、まことに申しわけないのですが…」という長文の、かなり泣かせるものもあった。 「お、今日で二十通になった。あと一歩だな」あの頃の私って、見る人が見たら、かなり不気味な明るさだったかしら。でも自虐もあそこまでいくと、けっこう楽しいもんすよ。~続きを読む
投稿日:2023.08.27
ク~
このレビューはネタバレを含みます
林真理子さんらしいエッセイでした。 この本(原作)が出版されたのは、私が中学生の頃のようです。そうすると…かなり刺激的だったのでしょうね。もう40年も前ですから…今読むと、まあ、他にもなんとなくあるかもとも思いますが…。 解説にもあるように、 女性の「ヒガミ、ネタミ、ソネミ」…女性の本音を解放した本なんでしょうね。 やっぱり、すごいな。 しばらく、林真理子さんの本を読みます。 ブックオフで4冊買ってきました。 「ルンルンを買っておうちに帰ろう」が、初の書籍でベストセラーになったとのこと。 有名どころから押さえておきましょう。
投稿日:2023.01.28
海と青硝子
私が持っているのは、奥村靫正さん装丁の、そう、お花畑に座る女の子の絵の表紙の文庫です。 都会に出かけた田舎のネズミのようだ、とご自身のことを語る一節を、まだ都会に出てない田舎のネズミだった私は眩しい気…持ちで読みましたっけ。 まえがきで「言葉の女子プロレスラー」になるとおっしゃった真理子さんのその後のご活躍は誰もが知るところですが、既に文豪とお呼びしていいと、積年のファンとして思います。続きを読む
投稿日:2022.11.22
Laughing Buddha
1982年に出されたエッセイ まさにヒガミ、ネタミ、ソネミ。 そして自意識の高さ。 意地の悪さ。あいつ嫌いってことをこんなにハッキリ言っちゃっていいの?てくらい言う。 性に対するあけすけな興味。 成金…。お金と名声が好き。 だけど、それを隠すどころか、自分も同じように、人に嫉妬されたい、憎まれるほど妬まれたい、と、そういうモチベーションでいたからこそこうやって仕事で有名になったんだろうな。人との優劣を意識して。 他人がハッキリアイツ嫌いとか、妬みを正直に書いているのを見ると、面白いもんである。スカッとサッパリ。これは80年代でも女の支持を得られただろうな。続きを読む
投稿日:2022.07.19
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