【感想】黄昏流星群(23)

弘兼憲史 / ビッグオリジナル
(1件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • モーリー

    モーリー

    「崩壊する星域」弘兼作品ではよく見かけると言っていい何度目かの親子丼の話。秘すれば花という風姿花伝の言葉を引用してるけど、結局秘すれてへんもんな、息子に知られてて。ちょっと気持ち悪い話だった。これが魅力とは思えないがそんな俺はしょうむないのか?グロはちょっと苦手。生理的に拒否反応が出てしまうからこれはきっと好みの問題なのだろう。まずあの女が誘惑してくるのがおかしいし、それをすぐ受け入れた父親もおかしい、別れを切り出されて飛び降りする息子はまだ分かるけどちょっとおかしい。欲望に正直に生きることは素晴らしいのかも知れんけどな。なんかショッキングな話だった。俺はまだまだうぶなのか知らん。「星界哀歌」不思議なSFチックなストーリー。学生時代の自分が政治家を志すキッカケになったのはその昔喫茶店で遭遇した中年のおばさんの助言が大きかったのだがそれが実は未来から来た政治家になった自分だったという。もちろん成立はしてないのだろうけども時空の狭間に迷い込んだバグのようなストーリー。時としてこういう事が起こりうる世の中であってほしいとこういう系の話にはとても胸襟を開く自分なんだなあと知った。二本のストーリーの対比が面白い。そういう意味でははっきり自分の好みがわかった。あと見た目が不利な女性議員のそれでも健気に生きる姿に共感を覚えたのかも知れない。ハードモードに生きることを己自身の努力と責任で乗り越えようとする健気さに。これを健気と取るのか焼け石に水と取るのかは体調次第ではあるのだが。でもその生き方で絶対間違ってないのだと自分に重ねて励ますように言うてみる。続きを読む

    投稿日:2019.05.06

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