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上野正彦 / アスキー新書 (12件のレビュー)
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塵
興味がある犯罪心理学をまた1から学んでみようと思い、図書館で借りてきた。 著者は犯罪心理学者ではなく法医学者。 何万という死体を解剖してきた経験から法医学的な視点で実際の事件を例に挙げつつ死体と犯人…の関係性や犯人の解説をする 犯罪心理学とタイトルで謳っていたからプロファイリング的な事を中心にしていくのかと思っていたが、プロファイリングが4割、死体の解説6割という感じだった。死体の解説というのは、例えば水死体はどのようにでき上がるのか。死後と生前の傷跡ではどう違うのかなど。 普段、中々知ることの出来ない死体のメカニズムを学べる。 物凄く面白い訳ではないが、犯罪心理学の足掛かりにはうってつけじゃないかな続きを読む
投稿日:2020.02.24
しょうちゃん堂
ニコニコニュース(2019.10.26):「人を殺すために生まれてきた」母親殺しの出所から僅か2年後に強姦殺人、男の歪んだ死生観とは【社会を震撼させた死刑囚たち】 https://news.nicov…ideo.jp/watch/nw6103998続きを読む
投稿日:2019.10.29
彼方
このレビューはネタバレを含みます
無知の素人にも理解しやすく最低限の予備知識の簡潔な解説を交えながらまとめられた凶悪犯罪への考察がわかりやすい。しかしまあ、人の業の深さを思い知るラインナップでもある。稀代の犯罪を招いた人格障害や精神構造について、自分のそれも照らし合わせてひやりとするような。
投稿日:2015.11.24
ajt-o
なぜ殺した上にバラバラにするんだろう。そんなに腹立つ相手だったのかと思ってたら、結局は自分の事しか考えてない人たちなんだなと、この本読んでわかった気がする。
投稿日:2015.01.05
静華
上野さんの作品で一番有名であろうのは『死体は知っている』『死体は生きている』であった記憶が。二冊とも読破済み。 犯罪心理学、という観点から、この事件の裏にはこういった心理が見え隠れするものだ、とい…うもの。 たとえば、バラバラ殺人。多くの人は言う。 「なんてむごたらしい。冷徹な犯人に違いない!」 だが実情は違う。殺しはしたけれども、『生き返る』かもしれない。動き出すかもしれない。絶命していないかもしれない。多くの不安がないまぜになって、結局、二度と起き上れぬよう『過剰に』殺傷してしまうのである。 所謂『普通の人たち』が考えるうる『犯人像』が違っている。それを理解してもらえないだろうか。 偏見とはおそろしいもの。 すべてを覆い隠してしまうもの。続きを読む
投稿日:2014.07.17
bax
[ 内容 ] 近年多発する凶悪殺人事件。 異常な犯罪が起こるたびに犯罪者の精神傾向が取り沙汰される。 しかし、犯人個人の精神分析をするだけで、事件の真相を明らかにすることができるのだろうか。 社会を揺るがせた一連の事件を、犯罪心理学と法医学の両面から深層をさぐり、社会的背景、さらには人間の本質に迫る。 [ 目次 ] 第1章 「怨恨」による殺人 第2章 「保身」による殺人 第3章 「異常心理」による殺人 第4章 「性的快楽」による殺人 第5章 「激情」による殺人 第6章 「動機不明」による殺人 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
投稿日:2011.06.07
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