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志村史夫 / 新潮新書 (12件のレビュー)
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mahorakan
相対性理論で有名なアインシュタインは物理学者だが、学力はどの教科においても優れていたそうだ。分からないことを成し遂げるためには土台を固めることが最善であると分かった。
投稿日:2021.10.17
キじばと。。
光電効果にかんする理論と相対性理論を中心に、アインシュタインの業績をわかりやすく解説している本です。 相対性理論にかんする同様の解説書は多く刊行されており、本書にこれといって目新しさは感じなかったの…ですが、一般の読者向けの物理学の解説書を多く執筆している著者だけのことはあって、非常にこなれた文章で相対性理論のおもしろいところが説明されています。本書のなかで、著者は特殊相対性理論について、「これを理解していただければ、少なくともわかったような気になっていただければ、本書の目的の大半は達せられたといっても過言ではない」と述べていますが、その目的はたしかに果たされていると感じました。 最終章には、アインシュタインのことばが収録されていて、そのひととなりについても知ることのできる内容になっています。続きを読む
投稿日:2021.05.27
hibino
再読。アインシュタインへの愛があふれていました。 特殊相対性理論は革命的な理論だが、「光速不変の原理」と「光速を超えるものはない」さえ認めてしまえばよいのである。
投稿日:2019.04.05
masudahidehiko
作者のアインシュタイン愛が伝わってくる。文系のひとはまず読んでみるといいと思う。相対性理論の解説としてはもっとも思い切っていてもっともわかりやすいと思う。
投稿日:2014.07.06
furu1972
このレビューはネタバレを含みます
アインシュタインのファンによる、アインシュタインの業績の紹介本。 多くの内容は何回か聞いたり見たりしたことがある内容であったが、まとまって改めて読んでみるとわかりやすく良かった。 また、アインシュタインのノーベル賞の受賞の経緯など興味深い。 あとは、最後の方にあるアインシュタインの言葉が非常に良かった。 科学者が神を信じることについて、違和感があったが、アインシュタインの説明を読んで、ちょっとなっとくした。 ただ、ここで言う神とはキリスト教の神とはすこし違うとは思うが、それなら納得できる。
投稿日:2013.05.12
tosszzr
著者は「あること」を絶対真理と認めてしまえば 「相対性理論」を理解できたような気持ちになると 言っている。 「あること」とは「光速不変の原理」である。 ニュートン以来、絶対視されてきた「時間」、「空間…」は 絶対的なものではなく光速を不変とすると ピタゴラスの定理より短くなる。 と、いうことかな? 一般相対性理論については正直、著者も理解することを あきらめているみたいだ。 当然、僕なんかが理解できるわけではないが 導き出された「時空の歪み」から発展した 「膨張宇宙」、「ブラックホール」については興味をそそる。 それにしても太陽の重力により光の曲がる角度を具体的に 予測値を導き出すなんて、すごい! (日食時の観測により証明された。)続きを読む
投稿日:2013.03.24
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