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相倉久人 / 新潮新書 (16件のレビュー)
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総合評価:
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ちーちーまるお
自分自身の感覚にスっと入ってくる様な文体でした。どの側面から歴史を見るかはそれぞれかとは思いますが、1つの視点として楽しく読ませて頂きました。
投稿日:2023.11.14
tchov
ジャズというジャンル、特に商業印刷には詳しい人が自意識をこねくり回して書いた気取った文章が多いなか、本書は平易な言葉で歴史を語る。ジャズというのは相反する要素のせめぎあいから生まれるものである、という…ところからコルトレーンの死までを語るところは面白い。 逆にそれ以降についてはどうも「ポストモダン論」に縛られた感じがしていてマイナスの印象だが、その辺りはむしろインターネットに良い書き手が多いので補そうだ。続きを読む
投稿日:2022.06.04
山口 公大 / Kota Yamaguchi
ジャズという言葉は多くの人が知っていると思うが、説明してくれと言われると難しい。その難しさはジャズという音楽が歴史によって複雑に変容した様ゆえのものであることがよくわかる本。 詳細は下記 https…://note.com/t06901ky/n/nd419b56d8f92続きを読む
投稿日:2022.04.15
勉強中
私はジャズは聴いてもよく分からないので、ならば歴史から入ってみようと言うことで読んでみました。 ジャズというのは、特に日本人ではモードジャズのような音楽をイメージするようで、私も例にならってその一人…でした。 しかし、ジャズってものは1900年辺りからフワッと生まれて、色んな形に変化して行ったようです。 なので私がイメージしていたジャズっていうのは割と後半のもので、前半のものとは異なるんだなと感じました。 続きを読む
投稿日:2021.06.22
穂苅太郎
これは本当に良書。今までジャズを系統的に勉強しようと手に取った数々の類書の、なんとわかり辛かったことがむしろ露見してしまった。金返せと言いたい。 こんなに薄くて言葉も平易なのに長年喉につかえていた、特…に用語の理解があっという間に進んだ。歴史が直線的ではなく、行きつ戻りつ広がりつつ狭まりつつ真似して逆らって出来ていくものだという至極当たり手法で教えてくれる。 そして当然公民権運動やポストモダンの興隆など、実社会との対比が不可欠で、だがそれすなわち膨大な文章量もどうしても強いられる。そこをミニマムな必要最低限で記述してあるため、却ってわかりやすくなっている。 今では本書に記述あるそれこそ歴史的なアーカイブ音源がサブスクリプションのおかげでほぼ網羅できたのも良かった。 教条的な解説でないのは入門書を意識したというより、音楽への愛情の深さゆえと感じるのだ。続きを読む
投稿日:2021.05.29
shimu2
【歴史をさかのぼっていって、いつかどこかで創世記のジャズ、一〇〇年まえのニューオリンズ・スタイルにたどりつけば、それは「ジャズ」なのです。つまり、ジャズの定義はそうした歴史とのからみでしか成立しないと…いうことです】(文中より引用) 誰もがその単語を聞いたことがあり、同時にその言葉が指し示す音楽について何となくイメージすることができる「ジャズ」。ではその「ジャズ」とはいったい何なのかについて、歴史と共に探求していく作品です。著者は、音楽評論家として知られた相倉久人。 肩の力を抜いた表現でジャズについてわかりやすく解説してくれているため、演奏者や楽曲名について詳しくない人が手に取る上でも最適な作品。ジャズが影響を受けた社会情勢にも筆が割かれているため、歴史好きにもオススメできる一冊でした。 文字から入る音楽っていうのもありかも☆5つ続きを読む
投稿日:2020.12.01
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