【感想】テルマエ・ロマエIV

ヤマザキマリ / 月刊コミックビーム
(149件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
33
54
38
2
0

ブクログレビュー

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  • らじヲ

    らじヲ

    何やらこの巻から「大人の事情」が感じられる。
    予定よりも連載を伸ばすためのエピソード(恋愛ネタ)が出てきて、話の進行が以前とか確実に違うテンポになっていました。

    元々古代ローマ人と日本人のお風呂に対する情熱の共通項といった比較文化をコメディにした着眼点が面白いけれど、マンガとしての体裁にはやや稚拙さを感じる作品だったので、ムダな引き伸ばしは興ざめな感がありました。

    むしろハドリアヌス帝など五賢帝時代のローマのお話を別の作品でもっとシリアスにやって欲しいところだったので、ルシウスと現代日本の芸者さんとの中途半端な恋愛話は蛇足だったと思います。
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    投稿日:2023.11.12

  • bukuawa

    bukuawa

    お風呂が繋ぐ、古代ローマmeets現代日本アドベンチャー第四巻。
    アエニウス/ケイオニウスの死により危機に瀕した皇位継承、そのローマを遠く離れて現代日本に長期滞在することになったルシウス。才色兼備の麗人さつきも登場して、現代日本編開幕の一巻。

    これまでのような現代日本風呂技術の奇天烈古代ローマ移植ネタがなくなり、お話のテンションがちょっと変わってきたが、この長編の落ち着く先がどこになるのか、期待して待ちたいと思う。
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    投稿日:2023.03.21

  • sakopy

    sakopy

    このレビューはネタバレを含みます

    いつもは
    一話で戻ってくるのに
    今回は長くいるお話が印象的
    言葉が通じる相手が出てきたのも
    今回が初めてかもしれない
    今話している相手がほとんどいない言語を
    学んでいるのがまた面白いです

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    投稿日:2022.09.10

  • キじばと。。

    キじばと。。

    第4巻には、本作のヒロインが登場します。

    アエリウス・カエサルが突然死去し、ルシウスは気を落とすハドリアヌス帝を励まします。そこでまたしてもとつぜんに、ルシウスは現代日本の温泉宿に飛ばされます。皇帝の身を案じるルシウスは古代ローマに戻ろうと、何度も温泉にダイブしますが、どうしてももどることができません。そんな彼の前に、古代ローマを勉強する小達さつきという28歳の女性が現われます。ラテン語を操る彼女の助けもあり、ルシウスはローマに帰れるようになるまで「東林館」という温泉宿で働くことになります。

    最終ページの、ルシウスを追って宿に乱入する馬の絵が大迫力なのが、不思議と印象にのこっています。
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    投稿日:2019.04.09

  • nakaizawa

    nakaizawa

    このレビューはネタバレを含みます

    「テルマエ・ロマエ(Ⅳ)」ヤマザキマリ著、エンターブレイン、2012.01.05
    192p¥714C0979(2018.10.14読了)(2018.10.03購入)
    第2巻までは1話読み切りでした。第3巻は、3回分でひとまとまりでした。
    第4巻は、7回分あるのに話が完結せずに第5巻へと続いています。しかも、第3巻の第14話が紀元137年だったのに、第4巻の第18話が紀元137年の1月1日から始まっています。話の都合で、時代がちょっと重複してしまったようです。(マンガですよね。)
    ハドリアヌス帝の後継者と予定していたアエリウス・カイサルがなくなりました。ルシウスは、アエリウスの臨終の床に呼ばれ、多くの女性への手紙を託されました。ハドリアヌス帝の嘆きは、一方ならぬものがあります。
    ルシウスは、ハドリアヌス帝と風呂に入りながらカンパニア州のバイアエの温泉保養地の改装工事を依頼されたのですが、その最中に例によって、平たい顔族の所にワープしてしまいました。急いで元の世界に戻ろうと試みるのですが、今回は戻ることができません。
    第3巻までは、平たい顔族と言葉が通じないまま必要な情報をくみ取って帰ったルシウスですが、第4巻では、ラテン語のわかるお嬢さんと出会います。小達さつきです。
    ルシウスは、帰れるまでの間、温泉旅館で働くことにしました。
    布団のたたみ方、膝をついてのお辞儀の仕方、布団の敷き方、廊下の拭き掃除、料理の繊細さ、お膳の運び方、建築物の繊細さ、テレビの不思議さ、電気の力、いろいろと体験します。
    ルシウスは、馬のハナコに惚れられ、馬のハナコがルシウスのいる旅館に暴れこんできたところで、第4巻は終わっています。
    ルシウスとさつきとハナコの三角関係はどうなるのでしょうか?

    【目次】
    第18話 アエリウス・カイサルの死
    第19話 ディアナの湯浴み
    第20話 ローマ市民と小達さつき
    第21話 戻れぬルシウス
    第22話 旅館の見習い
    第23話 イカヅチの力
    第24話 ハナコの恋
    ローマ&風呂、わが愛

    ☆関連図書(既読)
    「テルマエ・ロマエ(Ⅰ)」ヤマザキマリ著、エンターブレイン、2009.12.08
    「テルマエ・ロマエ(Ⅱ)」ヤマザキマリ著、エンターブレイン、2010.10.05
    「テルマエ・ロマエ(Ⅲ)」ヤマザキマリ著、エンターブレイン、2011.05.07
    「ローマ人の物語Ⅸ 賢帝の世紀」塩野七生著、新潮社、2000.09.30
    「ローマ人の物語Ⅺ 終わりの始まり」塩野七生著、新潮社、2002.12.10
    (2018年10月16日・記)
    内容紹介(amazon)
    日本中に風呂&ローマブームを巻き起こしつつある、超話題作第4弾登場!!
    空前の快進撃を続ける「テルマエ・ロマエ」!!
    風呂限定で闘い続ける男・ルシウスに歓呼の嵐が!!
    シリーズ4冊目の今回は、ついにヒロインが登場!! マジか!?
    そしてGWにはついに実写映画も公開決定!!
    主演は国民全員が納得の阿部寛!! マジか!?

    レビューの続きを読む

    投稿日:2018.10.16

  • siiko

    siiko

    元のローマ時代へ帰れなくなるというハプニングに立ち向かう、今回のルシウス。救いのビーナスが現れるのはさすがにご都合主義ではある…。ラテン語が読めたら、海外の教会とかに書いてあることが読めて、もっと楽しめるだろうなぁ。「愛と正義」とか(笑続きを読む

    投稿日:2018.10.12

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