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鬼頭 宏(歴史人口学者) / メディアファクトリー新書 (45件のレビュー)
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hasema
2011年に既にこの本が出ていたとは。 早くからこの予想を知ることはできたのだな。 最近は人口減についての本はたくさん出ているが、顕在化していくこれからは、さらに増えていくに違いない。
投稿日:2022.11.09
yajjj
人口関連のニュースを読み取る必要のある人におススメ。人口減そのものが国策だったという認識はなかったなあ。その後もPDCAサイクルが回り軌道修正されるところまで制度設計されてなかったのが不幸の始まりか。
投稿日:2018.10.09
ドラソル
今後、日本が人口減少するにあたって、マクロな視点からの対策を述べた一冊。 もう少しミクロな視点での分析や今後の提言が欲しかった。
投稿日:2018.06.03
reinou
このレビューはネタバレを含みます
2011年刊。著者は上智大学経済学部教授(史学寄り)。◆現在、直ちに出生率が増大しても今世紀中の日本における人口減の趨勢は変わらない。予測される中位の指標で見ても、50年後9000万人弱、100年後4500万人。しかも、長期的に見ると、人口増が経済成長と関連してきた史的経験だが、この情勢下で日本の社会は如何に変貌するか。本書はある種の未来像を開陳する。◆福祉が高い関心を引くかもしれないが、むしろ経済面。経済成長率2%との仮定下なら、一人当たりGDPの低減は僅かとなり得るそうだが、国全体GDPは相当低下。 また、限界集落の問題は勿論、集落や小規模自治体の消滅。かつ、東京圏での人口減・高齢比率増→単身世帯の急膨張。と広く具体的な日本社会像の粗描。◆問題意識。①無主or所有者・管理者不明の不動産(都市部のみならず農村部・森林地域にも妥当)の処理。②コンパクトシティ化。③都市人口減の先駆は大阪・近畿圏(90年代~)。④農業。著者はTPP等の多国間包括協定より、二国間協定の範囲拡充をと。⑤移民。50年間で3000万の人口減なら、1000万の移民労働力が必要と自・民の一部に提言者。なお、建築現場での労働力不足・高齢化 ⑥資源・食糧の世界的不足。◆確かに、対応策は各々の専門家的知見を要し、歴史研究者の荷に余る感なしとしない(著者自身も不明は不明と認めるところあり)が、簡明に問題意識を持つにはイイかも。
投稿日:2017.01.24
kenshinakagawa
日本の人口は、晩婚化・非正規労働者の増加(所得減)など子供が増えにくい状況になっていることを分析。実は政府が1974年に人口減を提言していたことはびっくり。対策としては、高齢者の活用、女性の社会進出、…移民の受け入れ等の大体は予想していた内容。この状況を乗り越えるには結局は社会システムの大きな変革が必要と言うことか。続きを読む
投稿日:2015.12.23
yukaiyurari
遠いようでそう遠くない2100年の日本。 人口が3分の1になった日本。 今とはかなり違った日本になるようだ。 悲観しているばかりではしょうがない。 人口は増えればそれでよいということではない。 社会を…営む上で必要な人口を維持することが大切。 これからの日本社会はどうあるべきなのか。 日本の衰退ばかりをいう内容ではなく 人口減少をきっかけとした新しい国作りを提言するような内容だったので良かった。 でも問題はやはり深刻なようだ。続きを読む
投稿日:2015.03.13
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