【感想】かんちがい閉口坊

かんべむさし / 文春文庫
(1件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • tikuo

    tikuo

    かんべむさしのドタバタ・ナンセンス集。オープニングの表題作、まだ「訳のわかる」ナンセンスなのだが、「火山」シリーズなど、一般読者が音を立てて引いていくような作が続く。また、なぜかわからないが、「夏の終りのデケイド」ではかんべ氏の作家人生らしきものが語られたりと、バリエーション豊かな1冊である。この作品で何度か使用されている、落語のようなひとり語りのスタイルは、慣れるまではなかなか理解しづらいであろう。割と手に入りやすい作であるものの、とっつきやすさには若干疑問が有るため、かんべ氏の初心者には別の短篇集をオススメしたい。なお、ドタバタを集めたようにみえる後半で、突然キーワードを拾い始めてびっくりさせられたり、やっぱりこの人は真面目ナンダなあと思わせられたのも事実。続きを読む

    投稿日:2014.05.20

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