【感想】“働く”をじっくりみつめなおすための18講義

村山昇 / クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
(7件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
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ブクログレビュー

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  • komoda

    komoda

    http://www.cm-publishing.co.jp/books/2007/08/18.html ,
    http://www.careerportrait.jp/

    投稿日:2013.09.19

  • saichin

    saichin

    《読んでる途中》
    講義#1から概念的な内容がずっと続きますが、すばらしいですね。なんか教科書みたいなつくりですが、おそらく教科書的に読んではいけないのでしょう。
    大久保幸夫著『キャリアデザイン入門(日経文庫)』と比べると、図が多用されていてパッと見た感じでは難解なのですが、各講義の内容を理解してからまた図をみると「そういうものかな」と思えてきます。

    《読んだ後》
    ガマン・プッシュとドリーム・プルとか、「夢/志」の考え方と持ち方とか、参考になるところは多くありました。

    ただ、この本は「小さな飢え」を克服した「衣食足りて」いるビジネスパーソンを対象に書かれており、私のようにフルタイムパートで働いていてワーキングプアとも分類されうる人間とは内容が少しだけズレていました。
    著者が書いているとおり、いたずらに低い収入で満足するべきではないのであり、本書の内容以前のところから意識して行動を起こさなければならないなと思った次第です。つまり、ライスワークをちゃんとできるようになることから始めないといけないなと。
    あと、田舎で下っ端として働いている私からしてみると、「自分の仕事をつくりだす」ということがどのようなことなのかいまひとつイメージできず、次元が違うと感じました。
    結局、私が実家暮らしでヌルい仕事に安住してしまっているのがいけないのかもしれません。

    また、再読してみたところ、「動機」の講義ではそれまで腹に落ちて理解できたのがとつぜん理解できなくなりました。この章だけなんだか無理に図に当てはめているような感じを受けて、読み進められなくなりました。

    全体の内容を十分に咀嚼する前に図書館に返してしまいましたが、「夢/志」を持つために「行動で仕掛けていく」ことは心にとどめておきたいです。
    続きを読む

    投稿日:2010.12.12

  • deliciousShimbo

    deliciousShimbo

    「働く」を学べる本です。

    こんな人に特にオススメ

    ・あらゆるレベルの社会人

    満足度について
    ★★★★★= 120点以上 = 期待を大きく超えた一冊。


    以下、本の内容に触れます(ネタバレあり注意!)。


    内容
    ・仕事とキャリア
    ・知識と能力
    ・働くマインド
    ・仕事の幸福
    などのテーマに沿って、18の講義により、
    著者が見出した働くことの原理原則が学べる本です。


    私的「メモっ得」ポイント

    ・不退転の川を渡る
     事を成すための真の勇気は、
     (前進するための)橋をつくることではなく、
     (後退できないように)橋を壊すことである。

    ・働く自分の力学
     志 = 坂道の先にある目的地
     仕事の難易度 = 坂道の勾配角度
     湧きあがる情熱 = pullの力
     義務感/責任感 = pushの力

    ・合律で動く
     合律=他律と自立の中間
     他律はやらされ感、自立は率先感、合律は納得感

    ・成功と幸福は違うもの
     成功は行動の結果を定規をあてて測るもの
     幸福は行動の結果、自然と得られているもの


    感想

     サブタイトルの「よりよく働くための原理・原則」は、
     過大広告ではありません。
     
     私の「働く」ことに関する考えは、
     これを読む前から、著者の考えとほぼ一緒だったのですが、
     よくぞここまで「働く」という概念を体系的にまとめたものです。
     読んでいて、そうそう!と腑に落ちるところがいっぱいでした。

     著者の考えに賛同しない人もいらしゃるでしょうが、
     著者のフレームワーク構築技術の高さに触れるだけでも、
     一読の価値ありだと思います。
    続きを読む

    投稿日:2010.12.05

  • bax

    bax

    [ 内容 ]
    「なんのために働いているのか?」は誰もが考えることです。
    ここでいったん立ち止まり、働くことの意味を根本から考えてみませんか?
    「働くって何だ!?」「仕事って何だ!?」がハラにストンと落ちてくる明快講義。

    [ 目次 ]
    第1章 仕事・キャリア(キャリアをかたちづくるもの;改めて「仕事」とは何か?;目的と手段;動機・働きがい;夢/志;夢/志がみえてくるプロセス)
    第2章 知識・能力(能力の広がりと深み;知る力;試す勇気と状況をつくりだす力;描く力;)
    第3章 働くマインド(自律と自立;自律と他律;「個」としてのプロフェッショナル;「転職」を考えるとき)
    第4章 仕事の幸福(成長すること;「よい仕事」の報酬;仕事の幸福・成功について;ストレスと共に生きる;心のマスターとなる)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]
    続きを読む

    投稿日:2010.07.27

  • 樹 トム

    樹 トム

    まさしく、題名の通り「働くをじっくりみなおしたい」と思っていた時に、出会った本です。
    これから就職活動に入ろうかと考えている人には、ぜひ読んでいただきたいと思いますし、私のように、働くことに迷いを感じた人も読んでみてもらいたい本です。
    本書にもあるように、原理・原則を見つめなおしている本なので、押し付けがましくないうえに、その内容には考えさせられます。
    言葉だけでなく、その考えを図にしてあるところも、理解しやすくてよかったです。
    続きを読む

    投稿日:2008.09.06

  • みつ

    みつ

    他の本でも書いてある内容かもしれないが、働くことを見直すきっかけになると思う。
    試す勇気と状況
    自立・自律
    人材・人財
    転職の前に展職を試みる。天職は結果的につかむもの。

    投稿日:2008.02.16

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