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佐藤健太郎 / 新潮新書 (56件のレビュー)
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ストーリー戦略コンサルタント【芝蘭友】
Vol.64 2010年問題!高収益で不安定な業界構造の謎に迫る。 http://www.shirayu.com/letter/2010/000122.html
投稿日:2018.12.20
lutana2
科学的知識の説明と独特な業界事情の解説、筆者の見解のバランスが取れていて、新書としてはかなり質が高いと思います。
投稿日:2018.05.27
mishuranman
このレビューはネタバレを含みます
2010年ごろに危機があったという話なんだが、今はどうなんだろう。確かに技術革新の後はどの業界でもけっこうこたえるようだから。
投稿日:2016.07.01
めかぶ
読み終えてからタケキャブの薬剤説明を聞いたら泣くかもしれない、厳しい世界というのがよく分かる一冊。2010年を超えた今とこれからについての続編は読みたいけれど、筆者の問題意識や希望が最終章で分からなく…なってしまったのが残念続きを読む
投稿日:2016.06.09
sachi1979
面白かった!製薬で勤めはじめ、ひとつひとつの言葉の意味の後ろに何があるのかという、歴史的背景や創薬の難しいさなど、知りたいことが網羅されていた。研究職って尊い。製薬業界はおもしろい。ぜひ続編も書いてほ…しい。続きを読む
投稿日:2016.06.05
a1b2
20150812読了 帰省した際に、久しぶりに本棚から手にとって読む。元研究者の立場から、創薬の難しさ、医薬品メーカーの特異な収益構造、パテントクリフ問題、高分子から抗体医薬へのトレンド変化などをわか…りやすく解説。 国内大手製薬に勤めてる自分からしても、医薬品業界の現状を俯瞰するのに役立った。 5年前に発刊された本であるが、概ね予想は当たっている。最近の売上トップはダクルインザ、スンベプラでありINFフリーのC肝治療薬だが、これらはバイオ医薬品である。また、5月にギリアドのソバルディ(2型C肝)が保険適応取得、7月にはハーボニー(1型C肝)が承認取得するなど、バイオは波に乗っている。 パテントクリフに関しては、武田のブロプレスは後継品アジルバへ、アステラスのリピトール、ハルナール、プログラフはベタニス、イクスタンジなどの泌尿器フランチャイズ群へと、各メーカー戦略を立て新薬からの収益構造を確保するために奮闘している。一方クラビットの第一三共やアリセプト、パリエットのエーザイなど、次世代主力品が出ず苦戦しているメーカーもある。 ただ製薬企業は今、営業への規制、改革が激しい。研究のみならず、業界として今まで通り左団扇で過ごせる保証は全くないと考える。続きを読む
投稿日:2015.08.12
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