【感想】しゃぼん

吉川トリコ / 新潮社
(16件のレビュー)

総合評価:

平均 3.1
1
4
7
3
1

ブクログレビュー

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  • まあ

    まあ

    このレビューはネタバレを含みます

    4つの短編。
    とはいえ、一応全部繋がってる。

    「しゃぼん」
    成人女子。とあることがあり、仕事を辞めて引きこもる。同棲中の彼が、色々世話してくれるんだけど、
    「えぇ?!そこまで?!」ってほど。ほぼ、介護じゃん(笑

    「いろとりどり」
    まぁ、裕福な女の子が、ちょっと親の勝手にムカついてグレてやろうと思う。
    でも、やなことって対峙してぶつかんないとだめじゃん?って話。
    短いけど、4つの中でこれがまし。

    「もうすぐ春が」
    中学生がマンションの非常階段でえっちして、妊娠する話。

    「ねむりひめ」
    いろんなひとと、えっちする話
    女による女のためのR-18文学賞を受賞。
    女性でもナチュラルによめるえっちなお話に送られる賞らしいんだけど、
    ヤルコトはヤルけど、エロティックとは思わなかったなー。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.09.13

  • さな

    さな

    吉川トリコっぽい…好きだし読みやすいんだけどすぐ忘れちゃう…ふわふわしすぎ…
    脇役が主役になるのは世界の広がりが見えるから好きな形式だけど少し物足りなかったと思う。最後の話が妙に頭に残った。慎ちゃんいいなー。いれて、だして、いれて、だして、のところがすごくよかった(ひらがなだけでこんなふうに表現できるのか!と感動した)のに、あたしと慎ちゃんはただの穴と棒、ってそりゃないよ……処女同盟みたいな切なさがなかったので少し低めで。好きな身勝手と嫌いな身勝手があるみたいだ。続きを読む

    投稿日:2015.05.15

  • まこと

    まこと

    4本からなる短篇集。

    どれも『おんなのこ』が主人公の話だけど、
    いい意味でも悪い意味でも
    全てにモヤモヤがつきまとう話。

    10代20代前半くらいまでは
    なんとも言えないモヤモヤ感はわかるけど
    『しゃぼん』に出てくる30手前の主人公の精神的な
    甘さにはついていけず。
    もっとしっかりしろよー!と思ってしまった。
    続きを読む

    投稿日:2013.01.19

  • taechan1

    taechan1

    しゃぼんの16ページ、「何年女やってんだろ、あたし」というセリフのマンガがなんなのか、どうしても思い出せない。著者と私は一回り以上年齢が離れているけれど、細かい設定で共感すること多し。違う本も読んでみます。続きを読む

    投稿日:2012.12.05

  • Aaa**

    Aaa**

    ねむりひめが読みたくて借りました。
    ねむりひめしか読んでないのであまり参考にならないかもしれません。
    ――あたしに何度も触れられるのは慎ちゃんだけだ。
    ――あたしと慎ちゃんはただの穴と棒。

    あんまり性描写が激しくないところがよかった。続きを読む

    投稿日:2011.11.04

  • ゆみみゆ

    ゆみみゆ

    なるほど。
    面白くないわけではなく、私はすでに著者が想定する読者対象ではないのだと思う。

    ヒリヒリして、埋め合わせるような、探し求めるような若いセックスよりも、手を伸ばしたらそこに触れるセックス、畳とか、ソファとか、日常のもの、そこにたまにソースが零れちゃう感じ。
    そういうセックスの話のほうが、しっくりくる。

    著者の近著のほうが、きっとアタシには面白い気がする。
    続きを読む

    投稿日:2011.10.14

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