【感想】トリシアは魔法のお医者さん!!〈1〉 飛べないピンク・ドラゴン

南房秀久, 小笠原智史 / 学研
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • となみとしょかん

    となみとしょかん

    ・トリシアがまほうでかんじゃさんをなおすところが、おすすめです。
    ・きゅうにとべなくなってしまったドラゴンをなおすお話です。ほかにもいろいろなお話があります。

    ・この本では、病気をまほうの力でなおしています。さいごに感想みたいなものが書いてあって、それを読むのがおもしろかったです。わたしもかんごしさんになってみたくなりました。続きを読む

    投稿日:2017.03.03

  • やお

    やお

    “「うう、わかってるわよ。でも、せっかく覚えた魔法だもん、使いたいじゃない?」
    トリシアはくちびるをとがらせました。
    「ともかく、あなたはお仕事以外で魔法を使うのは禁止です!」
    キャットが宣言します。
    「まったく、どうしてあなたが診療所のお仕事だけはちゃんとできてるのか、不思議でなりませんわ。」
    「た、確かに。」
    レンはぷっとふき出しました。
    ふつうの魔法は苦手なトリシアですが、治療に使う魔法だけはなぜか失敗しないのです。
    「あのね!その言い方だと、わたしは毎回魔法を失敗してるみたいに聞こえるでしょ!」”

    さらに子供向けになったなぁと思いつつ。

    “「ベルにだきつかれた時、にげなかったじゃない!この診療所、そういうの禁止だから!」
    「なんだ、焼きもちか......。」
    レンは小さくつぶやきました。
    「だ、だれが!?」
    「きみが。」
    「ちがうわよ!」
    「ちがわない。」
    「ちがうったら!」
    「意地っ張り。」
    「レンのことなんて、なんとも思ってないから!」
    「ぼくだって!」
    二人はフンと顔をそむけて座ります。
    「あらあら、仲のよろしいことで。」
    キャットはすました顔で、ハーブティーのカップを口元に運びます。
    「ピ〜。」
    ポムもあきれたように丸いしっぽの先をクルリとふると、ミルクの皿をなめました。”
    続きを読む

    投稿日:2011.11.22

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