【感想】鬼平犯科帳(二十)

池波正太郎 / 文春文庫
(14件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
1
6
4
0
1

ブクログレビュー

"powered by"

  • カイ

    カイ

    「おしま金三郎」女の執念
    「二度あることは」密偵が増えた
    「顔」兄弟、それも腹違いでそんなに似るものか
    「怨恨」喜十よかったね
    「高萩の捨五郎」密偵増える。そしてまた伊織か
    「助太刀」おしまといい、お峰といい、女と何かあったんですか
    「寺尾の治兵衛」ちょっと強引な締め 秋山小兵衛がちらっといる
    続きを読む

    投稿日:2023.05.18

  • iyoharuka13

    iyoharuka13

    女から敵討ちを頼まれて逃げ回る男に、平蔵が助太刀を申し出て意外な事実が判明する『助太刀』ほか、円熟の7編。
    季節は移ろい人は入れ替わる。それでも過去の情念と行為は消すことはできない。鬼平はその全てを汲んで決断する。いつも懐の深さに感服する。続きを読む

    投稿日:2021.07.04

  • yappinkun

    yappinkun

    寺尾の治兵衛
     身を捨てて子供を助けた治兵衛。平蔵は治兵衛の小判50両を治兵衛のむすめの嫁入りにと、大滝の五郎蔵に持たせて旅立たせる。
     長谷川平蔵の世界はいいなぁ。

    投稿日:2021.02.06

  • hito-koto

    hito-koto

     池波正太郎さんの鬼平犯科帳シリーズが、なぜ私に相性が悪いか、20巻を読んでて、よくわかりました。以前にも書きましたが、やたら「どこどこの土地の何ベえ」「〇〇と言われてる誰々」と盗賊が多すぎること。それも各巻ごと新しく。そして、その盗賊が火付け盗賊改め方の密偵に。いわば密偵と盗賊のはなし。人間模様は少し、大半は盗賊模様、そんな印象です。時々、楽しめる人情話はありますがw。それでも、あと数冊、シリーズ完読はしたいと思っています(^-^)続きを読む

    投稿日:2021.01.31

  • あやごぜ

    あやごぜ

    鬼平犯科帳 (20)

    男女関係の“妙”が描かれた「おしま金三郎」「助太刀」。描かれている女性観についてはちょいと疑問ですが、いつの世も痴情のもつれというのは、当人同士でないと解りかねるところはあるものです。
    そして、盗賊でも人としての心を失っていない者もいるという事で、「高萩の捨五郎」「寺尾の治兵衛」はまさにそんな“心ある”盗賊の話でした。特に「寺尾の治兵衛」は切ない結末に・・。鬼平さんの温情ある処置には泣けてきます。
    ついに鬼平シリーズも20巻読了してしまいました。あと4巻しかないので、ちびちびと読んでいくことにします。
    続きを読む

    投稿日:2020.06.17

  • 読生

    読生

    優柔不断で状況に流される細川峯太郎は、私自身を見ているようでもある。
    でも、もしあのまま彼女に会っていたとしても、今更相手にしてもらえるとは思えないんだけど…。
    そんなことも考えられないほど気持ちが揺らいでいるのかな、峯太郎さん。
    どの面下げてってやつですよ。
    続きを読む

    投稿日:2018.04.19

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。