【感想】阿蘭陀すてれん ――都筑道夫恐怖短篇集成(2)

都筑道夫 / ちくま文庫
(1件のレビュー)

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ブクログレビュー

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  • ao-neko

    ao-neko

    絶版本復刊第二弾。今回も恐怖小説だけれど、SFタッチのものが多いかな。そして今作後半部分には各作品についての「あとがき」も収録されていて、必見。
    「恐怖」もあるにはあるけれど、オチに唸らされる作品が多い。「手を貸してくれたのは誰?」や「父子像」には感服。特に前者、さらっと読むとそうでもないのだけれど、よくよく考えるとじわっと恐怖が湧いてくる。実に巧いなあ。
    「電話の中の宇宙人」にはなにやら見覚えがある、と思ったら、「風見鶏」だったのね。「風見鶏」はいくつかのアンソロジーなどで読んだことがあるのでかなり有名な作品だと思っていたけれど、解説を読むとなんとも複雑な成立事情が判明。各バージョン読み比べてみるのも一興。
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    投稿日:2010.01.15

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