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桜坂洋 / 集英社スーパーダッシュ文庫 (9件のレビュー)
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総合評価:
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キじばと。。
かつて美鎖が作った「クリスマスショッパー」の魔法によって、「ゴーストスクリプト」と呼ばれる情報の残滓が生まれてしまいます。美鎖は「クリスマスショッパー」を解析するために、6年前のクリスマスの日の記憶へ…とこよみを送り込みますが、そこでも「クリスマスショッパー」の影響で、かつて姉原研十郎、クリストバルドという二人の魔法使いに戦いを挑んだジャンジャック・ギバルデスのゴーストスクリプトが生まれ、こよみたちと対峙することになります。 魔法という「力」と、クリストバルドの血筋という「運命」に向きあおうとする弓子と、そんな彼女の成長を見守ろうとするこよみの姿を軸に、6年前の世界を舞台にした、こよみ、美鎖、弓子とギバルデスとの戦いを中心とするストーリーが展開されます。 ストーリー自体ももちろん楽しめましたが、冒頭のパンツ論議や、ネコの「かたまり」の一人語りなど、細部も工夫が凝らされていて、まったく飽きることなく読むことができました。続きを読む
投稿日:2019.09.16
永杜
諸事情で過去に戻って、あのウイルスを作った パスワードを拾ってこなければならない事に。 当然動くのは主人公たる彼女。 しかし出番があるようなないような? 影が薄いせいでしょうか? 過去に戻って、の主…人公は、銀髪の彼女、の気がします。 いつもあるものがないと、それだけで不安になる。 ものすごく共感しますが、そのまま動くのは かなりいただけない状態です。 変態が…いなくてよかった。 別の変態(?)はいましたが。 ちょこちょこと過去に触れて、改竄されていく過去。 今の現状が作られたのは、当然だった、のかも状態。 まぁ悪い方向ではないようなので よろしいのかもしれませんが。 何があろうとも、目的に一直線。 そんな意志があるだけ、素晴らしいのです。続きを読む
投稿日:2016.06.10
Makoto
よくわかる現代魔法シリーズ第3弾。 第1巻で出てきたクリスマスショッパーが悪さしてるので、それの解決のためにこのみは過去へ飛びます。 相変わらずどんなコードでもたらいに変換してしまう魔法しか使えません…が。 ゴーストスクリプトをいじったはずなのに、結局現代にもいろいろ効果が出てきちゃってみたり。 主要メンバーのほとんどと過去で遭遇して、いろいろ影響与えちゃってますな。 もっとも、こよみの知識は現代のものだけど、過去のメンバーがこよみに教えられて現代でも言っていて、それをこよみが…(永久ループ まぁ、タイムパラドックスってとこですか。 主な話は過去話です。 弓子がノーパンなのがかなりいい感じ(*´Д`*)続きを読む
投稿日:2012.05.05
けんの
過去というか記憶(?)に干渉したのに現代にも影響が出てるので、ハテ?って感じが。 まぁ「魔法だしね」で済んじゃうのか;; さり気ないオタネタがクスリとさせてくれる。
投稿日:2010.06.19
littleplanet
――――――何故、★が3つなのか。 よくわかる現代魔法シリーズは文句なく面白い。 だがしかし、この巻は嘉穂ちゃんの挿絵がゼロ。 主要登場人物の一覧にすら名前がないという信じ難い事実。 更に、聡史郎…くんとこよみが良い感じになっているではないかっ!! ………で、嘉穂ちゃんは? 嘉穂ちゃんは何処なのさっ!! ――――――という訳で、★は2個没収です。 続きを読む
投稿日:2009.01.16
慈郭
「よくわかる現代魔法 ゴーストスクリプト・フォー・ウィザーズ」は「よくわかる現代魔法」(桜坂洋著、集英社スーパーダッシュ文庫)の3巻目。 2年も前の本ですが、オタクじゃなかった10年間を取り戻すよ…うに、おもしろいと評判の本を片っ端から読んでる、その中の一冊ということです。 「よくわかる現代魔法」は、「魔法は体を流れる電気が作るコードで、コンピューターが作る電気のコードも魔法足り得る」という舞台設定が秀逸です。 設定は全く違うのですが、雰囲気としては甲殻機動隊に近いにおいを感じてしまいます。 あたし自身はコンピューターに詳しくないので、すっと頭に入らない説明も多いのですが、それでも、引き込まれるのは文章がうまいからでしょうか。 さて、小説の解説をほとんどしてませんね(^_^;) さて、3巻目は「ゴーストスクリプト」という情報の残滓をコマに使った、少し解釈を変えたタイムトラベルものといいますか。 正確には完全な過去にいっているというよりは、平行世界にいっているといった方が近いような気がします。 現代魔法の第一人者が起こした6年前の「クリスマスショッパー」の残したゴーストスクリプトを取り除くため、過去を覗くだけが、なぜか過去(?)にいってしまい、過去に起こった大バトルに主人公、こよみが巻き込まれるという話。 主人公、こよみのどじキャラには磨きが掛かりつつも、芯の強さを見せつける場面も多く、ライトな文体にも関わらず、引き込まれる場面も多く、おすすめにあげられる本だけあって、おもしろかったです。 2巻目よりもうまくなってるし。 ぜひ、ラノベ好きには是非おすすめします♪ まあ、もう一つ、話の中心をあげるとすれば、「しまぱん、のーぱん」ってことでしょうか。 続きを読む
投稿日:2006.12.28
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